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11月21日(木)放送分
WOWOWと劇場が協力して7月5日に放送されるオリジナル番組「劇場の灯を消すな!Bunkamuraシアターコクーン編 松尾スズキプレゼンツ アクリル演劇祭」の歌コーナーに出演する秋山菜津子さん、麻生久美子さん、阿部サダヲさん、生田絵梨花さん、神木隆之介さん、小池徹平さん、多部未華子さん、松たか子さん、村杉蝉之介さんのコメントが6月30日、公開された。
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「劇場の灯を消すな!」は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、公演の延期、中止が続いている劇場においてオリジナルの企画を制作し、番組として放送。第1回は、Bunkamuraシアターコクーン(東京都渋谷区)とコラボ。同劇場の芸術監督を務める松尾スズキさんが総合演出を務め、故・井上ひさしさんの「十二人の手紙」の朗読のほか、歌やダンス、剣劇、芝居、劇場案内、対談などで構成される。番組MCは中井美穂さんと皆川猿時さんが務める。
オープニングは、松尾さんが軽快に踊りながら、Bunkamuraシアターコクーンに入っていくシーンから始まる。舞台では、「ソーシャルディスタンス」として、出演者が「マツノボクス」と名付けられたアクリルボックス(前・左右3面をアクリルで囲んだ滑車付きボックス)の中に入って、歌やダンス、演技を披露する。観客は松尾さんのみ。
歌コーナーでは、ミュージカル「キレイ」より「ケガレのテーマ」を生田さんと麻生さん、「俺よりバカがいた」を阿部さん、小池さん、神木さん、「ここにいないあなたが好き」を秋山さんと村杉さん、「ケガレのテーマ エンディングバージョン」を多部さん、ミュージカル「もっと泣いてよフラッパー」より「スウィング・メモリー」を松さんが歌唱する。
番組は、7月5日午後9時からWOWOWライブで放送。WOWOWメンバーズオンデマンドで配信もされる。
出演者のコメントは以下の通り(50音順)。
初めてシアターコクーンに立たせていただいたのが、ミュージカル「キレイ」でした。それも6月の公演だったということは、丸20年たったんだなと思い、感慨深かったです。新型コロナウイルスの影響で自粛が続く中、今回の企画で劇場に行けること、皆さまにお伝えできることがうれしかったし、ありがたかったです。シアターコクーンは、この20年間、何本もの芝居で出演した愛着がある劇場です。制作スタッフの皆さんも活気があり、信頼できる、私にとって大切で特別な“場所”ですね。
収録は、久しぶりにいろいろな人に会うこともできて、とても楽しかったです。歌の方は、いくちゃん(生田絵梨花さん)の歌をずっと聴いていたいと思ってしまいました。そんな方の隣で久々に歌うのは緊張しましたが、楽しかったです。劇場案内は、台本が面白かったので、あとはどんな映像になるのか、楽しみですね。劇場は私にとって特別な場所です。見る側としては刺激のもらえるただただ楽しい場所です。出る時には怖い場所でもあるのですが、ミュージカル「キレイ」で立ったシアターコクーンは、楽しい思い出しかありません。こんなに楽しいと思った舞台は初めてで、そういう意味でも忘れられない場所、キラキラした劇場ですね。
アクリルボックスの中で何かをやるというのは初めてで、難しかったです。たぶん二度とやることはないだろうなと思いますが、機会を与えていただいてありがたかったですし、こういう形で発信できる、というのがうれしかったです。この時期だからこその豪華な出演陣でしたし。僕自身が劇場から活動を始めているので、劇場は一番大切にしているところです。お客さんがいてこその劇場ではありますが、いなくても、手法はあるんだなと思ってうれしかったです。特にシアターコクーンは特別で、初めて大劇場に立ったのも、大劇場で一番立っているのもここなので、思い入れもありますし、好きな劇場です。
今回の収録では、劇場に来るのも、ミュージカル「キレイ」のメンバーに会うのも久しぶりで、人と会うというだけでこれだけ感動するんだ!というくらい心動かされました。「キレイ」は思い出の詰まった作品なので、歌いながらウルッときてしまいました。劇場は、エネルギーを補充してくれる場所です。演じる時にはものすごいエネルギーを発散するし、お客さんとして来る時にはモチベーションが高まるし、自分にとって生きがいだなと思います。6年前にシアターコクーンで「太陽2068」を見たときから、いつかこんな大きな劇場に立ってみたい!と思っていたので、実現したときはうれしかったです。今回の収録で劇場に着いた時も、久々に戻ってこられたのがうれしくて、楽屋口から中に入るまで全部ムービーに撮っちゃいました(笑い)。
今回の収録、楽しすぎましたね。楽屋口から入ったとき、ミュージカル「キレイ」の公演をやっていたころの愛おしい記憶がよみがえりました。アクリルボックスの中で歌うというのも面白かったですが、歌ってみるとみんなで楽しく歌えて、アクリルがあるかないかなんてあんまり関係ないんだろうな、と思いました。シアターコクーンは、お客さんとの距離が近くて、一心同体で楽しめる劇場という印象です。舞台上の臨場感も伝わるし、お客さんの緊張感も僕らにはひしひしと伝わってくる。その緊張感、臨場感や楽しさが増していき、相乗効果が生まれやすいような、アットホームですてきな劇場だと思います。
まず、久々に舞台に立てたという喜びを感じました。大好きな松尾カンパニー、大人計画のチームともご一緒でき、もう二度とできないんじゃないかという貴重な経験で、思ったより興奮して、すごく楽しかったです。やはり舞台が好きなんだなと思いました。シアターコクーンは、初舞台の劇場であったり、ミュージカル「キレイ」で2014年と去年出させていただいたり、すごく思い入れがある劇場です。自分の中でも転機になるステージばかりで、来るたびごとに自分の立場を見直せる、自分が変わっていくのが確認できる、感慨深い場所です。
収録では、久しぶりに歌い、初めての経験もたくさんあったので、今年一番緊張しました。今このような状況の中、演劇に愛のある人たちが集まってのすてきな企画に私も参加できることが、うれしかったです。出演される方も豪華で、こういう時だからこそできることもあるんだなと、楽しみにしていました。劇場は、いろいろな作品を見に行ったり、自分も立っていたりと、“勉強する場所”というイメージです。見に行く時も、出る時も毎回背筋が伸びる場所だなと思います。その中でもシアターコクーンでは松尾さんの作品でお世話になっているので、私にとっては“常に松尾さんがいる場所”です。
舞台に立っていたら、お芝居で出た時のことを思い出して少しセンチメンタルにもなりましたが、今ここに立っていられることがめちゃくちゃ幸せだなと思いました。お客様はいないのですが、松尾さんというすごいお客様が一人、劇場スタッフもいて、幸せでした。シアターコクーンに最初に来たのはたぶん中学生のころで、当時芸術監督だった串田和美さんとお会いしたのを覚えています。子供のころから歌舞伎座の次によく来ていた劇場で、まさか自分が立てるとは思わなかったし、“こういうお芝居をやる劇場があるんだな”と世界を広げてくれた、思い出深い場所です。
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2024年11月25日 15:00時点
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