DESTINY 鎌倉ものがたり:「半沢直樹」から一転 堺雅人が優しきミステリー作家役で、高畑充希と夫婦に 怒りの演技に大立ち回りも

映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」の場面写真(C)2017「DESTINY 鎌倉ものがたり」製作委員会
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映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」の場面写真(C)2017「DESTINY 鎌倉ものがたり」製作委員会

 9月25日の「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系、午後9時)は、堺雅人さん主演の映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」(山崎貴監督)を30分拡大して放送する。放送中の連続ドラマ「半沢直樹」(TBS系、日曜午後9時)も好評の堺さんが、高畑充希さんと年の離れた夫婦を演じる本作の見どころを紹介する。

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 原作は西岸良平さんのロングセラーマンガ「鎌倉ものがたり」(双葉社)。霊や妖怪、神様が住む古都・鎌倉が舞台で、ミステリー作家の一色正和(堺さん)の元に嫁いだ亜紀子(高畑さん)が、ある日黄泉(よみ)の国に連れ去られてしまい、正和は亜紀子を取り戻すため黄泉の国に向かう……というストーリー。

 「半沢直樹」では強烈なキャラクターや“顔芸”が話題になっている堺さんだが、「DESTINY 鎌倉ものがたり」では一転。堺さん演じる正和が、高畑さん演じる亜紀子に向ける優しいまなざしにほのぼのとさせられるはずだ。

 一方、物語の後半では正和が亜紀子を失い怒りをあらわにする場面や、魔物たちを相手に大立ち回りを演じるシーンに思わずニヤリとしてしまうかも。「半沢直樹」との対比に加え、正和と亜紀子のほほ笑ましい夫婦愛などにも注目してもらいたい。

 また、西岸さんと山崎監督といえば、2005年に1作目が公開された「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ(原作は「三丁目の夕日」)だ。今回も山崎監督は得意のVFX(視覚効果)を駆使し、黄泉の国と昭和の香り漂う古都・鎌倉の街並みを描き出し、心温まる作品に仕上げている。

 ほかに堤真一さん、薬師丸ひろ子さん、安藤サクラさん、鶴田真由さん、三浦友和さんらが出演する。

 次回10月2日の「金曜ロードSHOW!」は、視聴者リクエスト企画「金曜リクエストロードSHOW!」第3弾として、スティーブン・スピルバーグ監督の傑作「E.T.」を放送する。

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