ジャニーズJr.の人気グループ「美 少年」の浮所飛貴(うきしょ・ひだか)さんが、
人気少女マンガを実写化した映画「胸が鳴るのは君のせい」(高橋洋人監督、2021年公開)で主演を務めることが分かった。浮所さんは今作が単独での映画初主演。浮所さん演じる転校生の有馬隼人と有馬をいちずに思い続ける篠原つかさの、親友のように仲が良い友達同士の片思いを描いた王道の青春ラブストーリー。ヒロインのつかさは、女優の白石聖さんが演じる。
ウナギノボリ
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浮所さんは「今年の夏のドラマでお芝居に初挑戦をして、演技の楽しさを知ることができた直後の作品なので、本当にうれしく思っています。しかも主演映画という大変貴重な機会をいただけたので、最初は緊張もありましたが、今では毎日楽しみながら撮影しています」とコメントしている。
役どころについて「有馬くんはクールで、学校にいたら絶対にモテるだろうっていう男の子。僕から見てもすごくカッコよくて、脚本を読みながら、にやけちゃうくらいキュンキュンしました。僕自身が全然クールではないので(笑い)。余裕そうな表情や自分の年齢よりも大人っぽい雰囲気を意識して、有馬くんに近づけるようにしています」と語り、「スタッフ・キャストが一致団結して、たくさんコミュニケーションを取りながら、すてきな作品が作れたらなと思います。キュンキュンしてもらえる映画にしたいなと思っているので、楽しみにしていてください!」とメッセージを送っている。
白石さんは「“有馬が好き!”という気持ちがブレないことが一番大事だと思ってお芝居をしています。有馬役の浮所さんとは初共演ですが、率先して現場の空気をなごませてくれて座長としてとても頼もしいです」とコメント。
高橋監督は「浮所君が演じる有馬はクールなだけではない人間味があり、白石さんが演じるつかさは可愛らしいだけじゃない真っすぐさがあり、彼らの魅力と役の魅力が素晴らしいバランスで物語に映し出されています」と語っている。
木村元子プロデューサーは「有馬は一見クールだけど思いっきり無邪気な面も持ち合わせるキャラ。浮所くんのクールで涼しげな目とくしゃっと笑った時の表情のギャップを見た時『まさに有馬!』と思いました。初主演とは思えない、天性の勘の良さで3次元の有馬を胸キュンに演じてくれました」と話している。
原作は、紺野りささんが2012~2014年に少女マンガ誌「ベツコミ」(小学館)で連載したマンガ。コミックスは全5巻で累計発行部数250万部を突破した。ヒロインのつかさが真っすぐ恋に立ち向かい続ける姿や、友達に恋をしたからこそ生まれる“不意打ちのトキメキ”、登場人物たちの不器用な恋模様が描かれた。
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