綾瀬はるか:初の刑事役で日曜劇場初主演 “殺人鬼”高橋一生と入れ替わる

「天国と地獄 ~サイコな2人~」に出演する(左から)柄本佑さん、綾瀬はるかさん、高橋一生さん、北村一輝さん
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「天国と地獄 ~サイコな2人~」に出演する(左から)柄本佑さん、綾瀬はるかさん、高橋一生さん、北村一輝さん

 女優の綾瀬はるかさんが、2021年1月からTBS系の「日曜劇場」枠でスタートするドラマ「天国と地獄 ~サイコな2人~」(日曜午後9時)で主演を務めることが11月5日、分かった。綾瀬さんにとって初の刑事役で、サイコパスな殺人鬼と魂が入れ替わってしまう警視庁捜査1課の刑事・望月彩子(もちづき・あやこ)を演じる。綾瀬さんが「日曜劇場」で主演を務めるのは初めて。

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 ドラマは、「世界の中心で、愛をさけぶ」「白夜行」「JIN‐仁‐」「天皇の料理番」「義母と娘のブルース」(いずれもTBS系)など数々のヒットドラマを手掛けてきた脚本家の森下佳子さんのオリジナルストーリー。努力家で正義感が強く、気も強いが、慌てん坊な35歳の刑事・彩子は、自分を馬鹿にする周囲に一矢報いるため「手柄を立ててやる」と意気込んでいた。ところがある日、殺人事件の容疑者となる男を逮捕しようとした矢先に、男と魂が入れ替わってしまう……という展開。彩子と魂が入れ替わる相手で、表向きはやり手の経営者だが、本性は類いまれなる頭脳と知識を駆使するサイコパスな殺人鬼の日高陽斗(ひだか・はると)を、俳優の高橋一生さんが演じる。高橋さんは、今作が日曜劇場初出演。

 また、彩子の家に居候中の男・渡辺陸(わたなべ・りく)を柄本佑さん、彩子の先輩刑事で、陽斗と入れ替わって殺人事件の容疑者となった彩子を追い詰める河原三雄(かわはら・みつお)を、北村一輝さんがそれぞれ演じる。

 綾瀬さんは「初めての刑事役、そして高橋一生さん演じる殺人鬼と魂が入れ替わり、二つの人間を演じることも、とても楽しみにしています。スリリングでコミカルなところもあるエンターテインメント作品です。視聴者の皆さまに毎週放送が待ち遠しくなるような面白いテレビドラマをお届けできるように頑張ります」とコメント。

 高橋さんは「喜劇としての側面も多分にありますが、タイトルにある対比のように、その真逆の悲劇性も内包する作品だと思っています。最高の入れ替わりにするべく、まずはお肌から気をつけていきたいと思います」と語っている。

 編成・プロデュースの渡瀬暁彦さんは「『女刑事と殺人鬼の男が入れ替わったら』一言で言うと、そんなドラマです。女と男、善と悪が入れ替わり、まさに天国と地獄が入れ替わります。もし、鏡に映る姿が自分じゃなかったら? 目の前に、自分の姿をした別人が現れたら? もし、入れ替わったことで相手の気持ちが分かったら? 相手のことを知り過ぎてしまったら? 人の心はどうなるのでしょうか? 心を奪われてしまう可能性もあるのでしょうか? この時代だからこそ、視聴者の皆様にワクワクドキドキするようなドラマを楽しんでいただきたい。そんな思いでキャスト、スタッフ一同、精いっぱい頑張ります」と意気込んでいる。

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