12月31日に開幕する「第99回全国高校サッカー選手権大会」の応援リーダーを、元サッカー日本代表の内田篤人さんが務めることが11月13日、明らかになった。内田さんの応援リーダー就任は、90回大会以来、2度目で、「非常に思いのある大会なので、前回に続いて声をかけていただいたのがすごくうれしくて、話を聞いた時は絶対やりたいと言いました」と喜んでいる。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　内田さんは日本代表として2度のワールドカップメンバー入りし、さらに日本人選手で初めてUEFAチャンピオンズリーグ準決勝の舞台で戦うなど、長年にわたって日本サッカーを牽引してきた。静岡県の清水東高校時代には、3年時の第84回全国高校サッカー選手権大会の静岡大会で、準々決勝に進出している。

　高校生たちに伝えたいこととして「（新型コロナウイルスの影響で）休校になったり、部活が自粛になったりしていますが、きっとみんなサッカーや部活をやめなかったんじゃないかなと思います。仲間との縁も。おそらく選手権が一緒に戦ってきた仲間との最後の大会となると思いますが、自分の力をすべて出し切ってやりきったって思えるような大会にしてほしいなと思います」と呼びかけている。

　また、高校生に向けた手書きのメッセージも公開され、「前へ　挫折もある　困難もある　けど進もう、ひたすら前へ。友がいる、仲間がいる　応援してくれる　全ての人達と前を向こう。さあ共に戦おう！　内田篤人」と、熱いメッセージがしたためられている。