黒革の手帖~拐帯行~:武井咲、3年ぶりのドラマ復帰作 全てを失った稀代の悪女が新天地・金沢で復活

1月7日放送のドラマスペシャル「黒革の手帖~拐帯行~」の一場面=テレビ朝日提供
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1月7日放送のドラマスペシャル「黒革の手帖~拐帯行~」の一場面=テレビ朝日提供

 女優の武井咲さん主演のドラマスペシャル「黒革の手帖~拐帯行(かいたいこう)~」(テレビ朝日系)が、1月7日午後8時~9時48分に放送される。2017年に武井さん主演で放送された連続ドラマ「黒革の手帖」(同)の3年後が舞台。連ドラ版最終回で逮捕された原口元子(武井さん)は、刑期を終え出所したものの、生活をなかなか軌道に乗せられず、自分の過去を知る人物のいない金沢へ旅立つ。新天地でホステスとして働き始め、あっという間に頭角を現す元子。3年前の宿敵たちや新たな敵が現れる中、全てを失った女が再び頂点を目指しはい上がっていく。

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 原作は松本清張の同名人気小説(新潮文庫)。派遣行員として勤めていた銀行から1億8000万円を横領した元子が、その金と借名口座のリストを記した黒革の手帖を盾に東京・銀座に自身のクラブをオープンさせ、夜の世界で更にのし上がろうとする。

 これまで何度も実写化された。2017年の連ドラ版では、武井さんが稀代の悪女と言われる元子を体当たりで演じて人気を博した。今回のスペシャルは、清張の短編小説「拐帯行」を基に、全てを失った稀代の悪女の復活劇を描く。2018年に第1子女児を出産した武井さんにとって、3年ぶりのドラマ復帰作。

 連ドラ版で、元子の因縁の人物たちを怪演した仲里依紗さん、高畑淳子さん、高嶋政伸さんが再登場するほか、新たなキャストとして渡部篤郎さん、毎熊克哉さん、安達祐実さん、風間杜夫さんも登場する。

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