ここは今から倫理です。:第6回 「しゃべらない生徒」との邂逅 “高柳”山田裕貴は自らを見つめ直す

NHK連続ドラマ「ここは今から倫理です。」第6回の一場面 (C)NHK
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NHK連続ドラマ「ここは今から倫理です。」第6回の一場面 (C)NHK

 雨瀬シオリさんの異色マンガを、俳優の山田裕貴さん主演で実写化したNHKの連続ドラマ「ここは今から倫理です。」(総合、土曜午後11時半)第6回が2月27日に放送される。曽我涼馬(犬飼直紀さん)は学校でほとんどしゃべらない生徒。成績も良く、スポーツも得意で友達もいるが、話している姿を見た者はほとんどいない。なんとかして曽我をしゃべらせようとする教師たちを尻目に、高柳(山田さん)はそれはおせっかいだと突き放す。

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 高柳の異変を感じ取った逢沢いち子(茅島みずきさん)は、何とか元気づけようとするが、高柳は曽我との邂逅(かいこう)をきっかけに自らを見つめ直す。そして、図書館でよく同席する倫理の授業の生徒、田村創(杉田雷麟さん)の、母親の期待が大きすぎて思うように成績が伸びないという悩みに向き合っていく……。

 ドラマは、アニメ界でも活躍する劇作家・高羽彩さんが脚本を担当。原作同様にシリアスな問題を抱えている生徒たちが、高柳による倫理と哲学の言葉に出合うことで、変化していく姿が描かれる。同局の「よるドラ」枠での放送で、山田さんがミステリアスで風変わりな倫理教師・高柳を演じる。

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