七つの会議:”池井戸”原作映画が今夜地上波初放送 主演・野村萬斎「半沢ロス続きの方に」 香川照之、及川光博ら出演

映画「七つの会議」のワンシーン (C)2019 映画「七つの会議」製作委員会
1 / 5
映画「七つの会議」のワンシーン (C)2019 映画「七つの会議」製作委員会

 人気作家・池井戸潤さん原作、狂言師の野村萬斎さん主演で2019年に公開された映画「七つの会議」(福澤克雄監督)が、3月30日午後8時57分からTBS系で地上波初放送される。放送を前に、主演の萬斎さんが特別メッセージを寄せた。

あなたにオススメ

 萬斎さんは「原作・池井戸潤、監督・福澤克雄という『半沢直樹』のタッグの映画ですから、去年の大旋風から半沢ロス続きの方には、おなじみの役者さんたちの違うストーリーでの活躍ぶりをぜひ、ご覧いただきたいです」とコメント。「私自身も、その世界観でまた違ったヒーロー像を皆さんと一緒に作れたのではないかと思っております。新年度を前に、ぜひとも、この映画を見て活力をもっていただければと思います」と語っている。

 「七つの会議」は、TBS系の連続ドラマ「半沢直樹」(2013、2020年)シリーズや、「下町ロケット」(2015、2018年)シリーズの原作者として知られる池井戸さんの同名小説(集英社文庫)が原作の企業犯罪エンターテインメント。「半沢直樹」をはじめ、数々の池井戸作品のドラマ演出を手がけた福澤監督がメガホンをとった。

 中堅メーカー「東京建電」が舞台。営業1課の万年係長・八角民夫(萬斎さん)は、いわゆる“ぐうたら社員”で、課長の坂戸宣彦(片岡愛之助さん)からはその怠惰ぶりを叱責されるが、ひょうひょうと日々を送っていた。ある日、坂戸のパワハラ騒動が起こり、坂戸には異動処分が下される。新課長として、万年2番手に甘んじてきた原島万二(及川光博さん)が着任。原島は1課でなかなか成績を上げられず、課長というポジションを場違いに感じ始めていた。だが、そこには想像を絶する秘密と闇が隠されていた……というストーリー。

 香川照之さん、音尾琢真さん、藤森慎吾さん、木下ほうかさん、吉田羊さん、土屋太鳳さん、小泉孝太郎さん、溝端淳平さん、世良公則さん、北大路欣也さんらも出演している。

写真を見る全 5 枚

映画 最新記事