ナイト・ドクター:田中圭が波瑠の先輩医師役 “技術重視”の現実主義者 患者と距離を置く理由は?

連続ドラマ「ナイト・ドクター」で成瀬暁人を演じる田中圭さん(C)フジテレビ
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連続ドラマ「ナイト・ドクター」で成瀬暁人を演じる田中圭さん(C)フジテレビ

 6月21日にスタートするフジテレビ系“月9”ドラマ「ナイト・ドクター」(月曜午後9時)。本作は、夜間救急専門のチーム「ナイト・ドクター」として集められた5人の医師が、夜は命に、昼はそれぞれの人生に向き合う姿を描く青春群像劇だ。田中圭さん演じるチームの一員・成瀬暁人について紹介する。

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 ◇クール&ドライな現実主義者 “技術重視”の11年目医師

 成瀬は、「いつでも、どんな患者でも絶対に受け入れる」という強い信念を持つ主人公・朝倉美月(波瑠さん)とかつて同じ救急にいた11年目の先輩医師。ナイト・ドクターの結成で美月と再会を果たす。

 上から目線で口が悪く、自分にも他人にも厳しいストイックな性格。クールでドライな現実主義者であり、医療現場で一番重要なのは確固たる技術だと考えている。以前は美月のように患者思いだったが、ある出来事がきっかけで患者と距離を置くようになった。自分の過去の経験から、とことん患者に向き合う美月はシビアな判断を求められる救命医に向いていないと感じており、事あるごとに美月に転科を勧めるというキャラクターだ。

 ◇「ナイト・ドクター」の初回ストーリー

 医師の働き方改革を目指す柏桜会グループは、「あさひ海浜病院」に夜間勤務専門の救命医チーム「ナイト・ドクター」を設立。医師の朝倉美月(波瑠さん)が新たな就職先として選んだナイト・ドクターには、深澤新(岸優太さん)、成瀬暁人(田中さん)、桜庭瞬(北村匠海さん)、高岡幸保(岡崎紗絵さん)と指導医の本郷亨(沢村一樹さん)がいた。本郷は自分の指導についてこられる者だけついてこいと、厳しい姿勢だった。

 そこに、ホットラインが鳴り、工事現場の崩落事故で出た3名の重症者を受け入れることに。運び込まれた重症患者に、救命の現場を知らない深澤と桜庭は戸惑うばかりだった。そんな矢先、崩落現場で新たな重症者が発見されたと連絡が入る。その患者は、すでに7件の病院に搬送を拒否されていた。

 成瀬は使えない医師ばかりでは無理だと断ろうとするが、本郷は先に運ばれた3名を早く安定させれば済むと制して受け入れる。しかし、新たに搬送された患者の足は重度の損傷を受けてクラッシュ症候群を起こしていた。本郷は美月に切断を指示するが……というストーリー。

 「ナイト・ドクター」は、同局で放送された連続ドラマ「グッド・ドクター」(2018年)や「ラジエーションハウス~放射線科の診療レポート~」(2019年)の脚本を手掛けた大北はるかさんのオリジナル作。初回は30分拡大で放送される。

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