女優の西野七瀬さんが8月16日、大阪市内で開催された、映画「孤狼の血 LEVEL2」(白石和彌監督、8月20日公開)の舞台あいさつに登壇した。スナックのママを演じた西野さんは、喫煙シーンにも挑戦し「(タバコの)持ち方から教えてもらい、現場の喫煙者の方々に指導いただきました」と語っていた。
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舞台あいさつには白石監督も登壇。西野さんの喫煙秘話を聞いた白石監督は「申し訳ないことをしたなと思って……」といい、「何かのタイミングで、(劇中に登場するヤクザの)上林組の人に囲まれてタバコを吸っている西野さんを見た時、『これはヤベぇことをさせた』と思った」と笑いながら振り返っていた。
「孤狼の血」は、柚月裕子さんの同名小説シリーズ(角川文庫/KADOKAWA)が原作。前作は、昭和63(1988)年、暴力団対策法成立直前の広島を舞台に、一流大学卒の新人刑事・日岡(松坂桃李さん)が、暴力団との癒着がうわさされる刑事・大上(役所広司さん)と共に、金融会社社員失踪事件の捜査を担当するうち、暴力団と警察組織を巻き込んだ報復合戦に巻き込まれていく……という展開だった。
続編となる「LEVEL2」は、原作では描かれていない完全オリジナルストーリーで、前作から3年後が舞台。広島の裏社会を治めていた伝説の刑事・大上亡き後、その遺志を受け継いだ日岡は暴力組織を取り仕切っていた。しかし、出所してきたたった一人の“悪魔”によって事態は急転していく……というストーリー。
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