佐野勇斗:“天才ギャンブラー”横浜流星とバディーに 映画「嘘喰い」で共演「流星くんのカリスマ性すごかった」

映画「嘘喰い」に出演する佐野勇斗さん(左)と横浜流星さん (C)迫稔雄/集英社 (C)2022映画「嘘喰い」製作委員会
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映画「嘘喰い」に出演する佐野勇斗さん(左)と横浜流星さん (C)迫稔雄/集英社 (C)2022映画「嘘喰い」製作委員会

 俳優の佐野勇斗さんが、横浜流星さん主演の映画「嘘喰い」(中田秀夫監督、2022年2月公開)に出演することが10月13日、分かった。佐野さんが演じるのは、天才ギャンブラー・斑目貘(まだらめ・ばく、横浜さん)のバディーとなる青年・梶隆臣(かじ・たかおみ)。共演した横浜さんについて「休憩中もずっといろいろなお話をして仲良くさせていただいて、貘と梶のバディー感を作る上でとても助かりました。流星くんのカリスマ性、すごかったです」と話している。

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 映画は、2006~17年に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載された迫稔雄さんの人気マンガが原作。通称「嘘喰い」と呼ばれる正体不明の天才ギャンブラー・貘が、日本の闇社会を牛耳る組織・会員制の倶楽部賭郎(くらぶかけろう)の頂点を目指し、イカサマも殺しも何でもありな、巨額の金と命を懸けたギャンブル、ゲームに興じる姿を描く。

 佐野さん演じる梶は貘と偶然出会う青年で、借金を抱えうまくいかない人生を嘆いていたが、貘と行動を共にするうちに賭けに魅了され、次第に相棒になっていく。佐野さんは「梶隆臣という人物を理解した上で、原作ファンの方が違和感を感じないように、でも自分にしかできない梶を、という二つをいい案配でミックスできるように心がけていました」と明かした。

 「そして何より、梶はキャラの濃い登場人物たちの中で、唯一観客の皆様に近い存在だと思うので、より共感していただけるように監督と話し合いました」と話し、「現実世界ではあり得ない非日常的な世界観をどう表現するのか監督と相談する中で、一つ一つの表情やせりふの言い回しを少し立てるなど、いつもより大きな芝居で作っていきました。全編通して見どころなのですが、僕の中で森のシーンは流星くんともたくさん相談しながら撮ったシーンなので、ぜひ注目していただきたいです」とアピールした。

 貘を演じた横浜さんに対しては「流星くんと斑目貘という人物はすごく共通点があるなあ、と近くで演じさせてもらっていて思いました」と話し、「いつも自信があってかっこいい背中を見せてくれる、ついて行きたくなるような存在なのですが、でもどこか危なく、愁いのあるオーラを出す。流星くんだからこそできる斑目貘だなと日々感じていました」とコメントしている。

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