フランク・ハーバートさんのSF小説が原作の映画「DUNE/デューン 砂の惑星」(ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督)のメーキング映像が10月22日、公開された。壮大な砂漠が広がる砂の惑星・デューンが舞台の作品で、メーキング映像には、広大な砂漠や、切り立つ岩石に囲まれた岩石砂漠をキャストらが歩く姿が映し出され、砂の惑星が再現された舞台裏が明かされている。
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ヴィルヌーヴ監督は、撮影において、できるだけ視覚効果に頼らないことに重きを置き、視覚効果を後で加えるためにグリーンバックを背後に撮影したのは2シーンのみだった。ロケーション撮影は、よりリアリティーのある画を撮ることができる場所を求め、ハンガリー、ヨルダン、アブダビ、ノルウェーなど世界中を駆け巡ったという。
ヴィルヌーヴ監督は「この作品の魂を肌で理解してもらうために、砂漠の奥深くまで連れて行った」と話しており、主人公のポール・アトレイデス役のティモシー・シャラメさんは、「実際のロケーションで撮影できることは役者にとってはものすごく恵まれた環境だった」とコメントしている。
映画は、1965年に発表された小説が原作。未来が見える能力を持ち、全宇宙から命を狙われる主人公、ポール・アトレイデスが、家族とともに移住した砂の惑星・デューンで戦いを繰り広げる。日本語吹き替え版では、声優の入野自由さんが主人公・ポールを演じるほか、皆川純子さん、森川智之さん、安元洋貴さん、内田真礼さんが声優として出演する。
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