海に眠るダイヤモンド
最終話前編(9話) あの夜
12月22日(日)放送分
俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第12回「亀の前事件」が3月27日に放送され、栗原英雄さん演じる“頼朝の知恵袋”大江広元が初登場した。
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大江広元は頼朝(大泉洋さん)の外交官。頼朝の求めに応じて京から下向し、側近となる。朝廷との交渉役としてしばしば上洛(じょうらく)する。鎌倉殿を支える13人の御家人のうちの一人だ。
同回では、頼朝の浮気を、政子(小池栄子さん)が知ることになり、すったもんだの末、亀(江口のりこ)との“愛の巣”が、義経(菅田将暉さん)らの手により破壊されてしまったが、騒動をどうにか沈めようと奔走する義時(小四郎、小栗さん)の姿が描かれた。
ラストでは、頼朝の横で目を光らせてきた広元が、「小四郎殿は決して手放してはなりません。まだ若く、しくじりもありますが、あの者は鎌倉殿に忠義を尽くします。ご安心を。鎌倉は安泰でございます」と私見を伝える姿が描かれた。
続けて広元が、「ただ一つ気になることが……」と切り出し、“懸念材料”を告白するところで同回の放送は終了。SNSでは「大江広元が気になること…とは何であろう?」「気になることってやっぱり九郎(義経)のことなのかな…」「まあ多分義経なんだろけど」「(佐藤浩市さん演じる)上総介広常か?」「気になることって上総介のことかな、やだなやだな」「上総介まだ退場してほしくないー」といった声が次々と上がった。
一方、「マジで一つだけだと思ってる?」「この状況で気になることが『一つ』だけしか見つけられなかったの、むしろ観察眼なさすぎでは」「気になること一つどころじゃねー!」といった視聴者からのツッコミや「1週間待てない!」といった感想もあった。
「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く、予測不能のエンターテインメント作だ。
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