悪女(わる):石田ひかりがキャリアウーマンの人事課長に 女性部下に厳しい“女王蜂症候群”?

連続ドラマ「悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」で石田ひかりさん演じる夏目聡子=日本テレビ提供
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連続ドラマ「悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」で石田ひかりさん演じる夏目聡子=日本テレビ提供

 女優の今田美桜さん主演の連続ドラマ「悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」(日本テレビ系、水曜午後10時、初回午後9時54分放送)が4月13日に始まる。

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 原作は女性向けマンガ誌「BE・LOVE」(講談社)で1988~97年に連載された深見じゅんさんの「悪女(わる)」。92年に女優の石田ひかりさん主演で実写化されていて、30年ぶりの再ドラマ化だ。運良く大手IT企業に入社したものの窓際部署に配属された田中麻理鈴(まりりん/今田さん)が、クセ者社員らの抱える問題にぶつかりながら、出世の階段を駆け上がる姿を描く。

 ここでは、石田さん演じる夏目聡子を紹介する。

 ◇誰よりも早く出社 峰岸雪と確執も

 夏目は、麻理鈴の会社の人事部課長。古い体質の残る会社で、男性に負けずに働いてきた。女性の部下に厳しいため、「女王蜂症候群(男性社会でのし上がった女性が、他の女性の活躍を不快に思って攻撃すること)」とよく陰口をたたかれる。「女は男の2倍働かないと肩を並べられない」を信条とし、毎朝誰よりも早く出社している。峰岸雪(江口のりこさん)と確執がある。

 ◇初回ストーリー

 麻理鈴は超積極的だが少しポンコツな大手IT企業「オウミ」の新人。大きな夢を抱くも、地下の「備品管理課」に配属される。

 そこは会社の“お荷物社員”が集められた部署で、麻理鈴はクールな先輩社員・峰岸から「あなたは何も期待されていない」とバッサリ。備品を届けた花形部署の小野忠(鈴木伸之さん)らにも邪険にされる。

 麻理鈴はめげずに、峰岸に「もっと仕事が欲しい」とつきまとう。根負けした峰岸は「ビルの清掃スタッフの顔と名前を覚えなさい」と謎の指示を出す。麻理鈴は言われた通り山瀬修(高橋文哉さん)らの清掃スタッフとコミュニケーションを取り始める。

 営業部の若手社員・大井美加(志田未来さん)も麻理鈴を疎ましく思う。「コロナ年入社組」と呼ばれ、会社になじめずにいた美加は、入社早々、社員に名前を覚えられた麻理鈴が気に入らない。そんな中、美加にピンチが訪れると、無関係の麻理鈴がしゃしゃり出て……。

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