ちむどんどん:実は「良い子」“ツンツン転校生”和彦に“デレ”の兆し? さらなる関係性発展にも期待

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第3回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第3回の一場面(C)NHK

 女優の黒島結菜さんが主演する2022年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第3回が4月13日に放送された。同回では、ヒロイン・暢子(稲垣来泉さん)に冷たい態度を取ってきた、東京からの転校生・和彦(田中奏生さん)に“デレ”の兆しが。暢子に接する態度に、SNSでは「デレた」「ひねくれたたところがありつつも良い子だった和彦」「暢子と和彦の関係性が面白い!」などの声が上がった。

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 「ちむどんどん」は、2014年度後期の朝ドラ「マッサン」などの脚本家・羽原大介さんのオリジナル作品。2022年に本土復帰50年を迎える沖縄が舞台で、沖縄料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子ら4兄妹の笑いと涙の物語となる。

 第3回では、和彦が、暢子に押し切られる形で一緒に山へ出かけた。山の食材を見つけてはおいしそうに食べる暢子を見て、「野生児」とあきれながらも付き合う和彦。暢子の天真らんまんな姿に心動かされたのか、口数の少なかった和彦が「テレビもない。映画館も、遊園地も。楽しいことがなんにもない」と、沖縄生活への本音を打ち明けるようになる。

 そんな中、アクシデントに見舞われ、暢子がケガを負う。和彦は、山小屋まで暢子を担ぐと、痛がる暢子に「ごめんな」と心配そうに声をかける。そして2人だけの時間が、少しずつ和彦のかたくなな心を溶かしていき、和彦は「父親と母親、食事のときはいつもケンカ。僕の進路のことや、成績のこと……ほかにもいろいろもめていて」と両親の仲が悪いことを告白する。

 そこに、暢子の父・賢三(大森南朋さん)と、和彦の父・史彦(戸次重幸さん)が助けにやって来て、2人は無事救出。同回は、和彦と史彦が、賢三の招きで比嘉家主催の夕食会にやってきて……というシーンで終わった。

 SNSでは「かたくなな転校生の心を溶かしていく暢子」「和彦も複雑な家庭事情のよう」「和彦くん、山遊びで暢子と仲良くなり、少しずつヤンバルの生活に慣れてきてよかった」といった感想のほか、「暢子と和彦くんがこれからどうやって仲良くなっていくのかが楽しみ」など、さらなる関係性発展を期待するコメントも見られた。

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