カムカムエヴリバディ:ギャラクシー賞月間賞受賞 藤本有紀の脚本、3代ヒロイン好演評価「メディア史的な観点からも興味深い作品」

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のビジュアル (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のビジュアル (C)NHK

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さん主演で、4月9日まで放送されたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)が、放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「ギャラクシー賞」(放送批評懇談会)テレビ部門の2022年4月度月間賞を受賞したことが5月20日、明らかになった。

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 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつないだ。

 放送批評懇談会は「物語の面白さを堪能させてくれる藤本有紀の脚本が見事。上白石萌音、深津絵里、川栄李奈もそれぞれ好演で、最後まで楽しませてくれた。『女性の一代記』という王道的側面もありながら、3代100年というアイデアによってその王道が巧みにアップデートされた。歴代朝ドラの引用など、メディア史的な観点からも興味深い作品であった」と評している。

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