ちむどんどん:オーナーの過去に「めちゃくちゃ苦労」「カムカム安子を思い出した」 賢三との関係は謎のまま「オーナーの妹の子?」

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で原田美枝子さんが演じる大城房子(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で原田美枝子さんが演じる大城房子(C)NHK

 黒島結菜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第44回が6月9日に放送された。同回では、ヒロイン・暢子(黒島さん)の大叔母で、イタリアンレストラン「アッラ・フォンターナ」のオーナー・大城房子(原田美枝子さん)の過去が明かされ、SNSでは視聴者から「一人で生きてきた房子オーナー、暢子が東京にくるってなったときはうれしかっただろうな」「めちゃくちゃ苦労されている」などと反響の声が上がった。

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 「ちむどんどん」は、2014年度後期の朝ドラ「マッサン」などの脚本家・羽原大介さんのオリジナル作品。沖縄料理に夢をかけるヒロイン・暢子と、強い絆で結ばれた4兄妹の笑いと涙の物語。

 第44回では、暢子が、鶴見の沖縄県人会会長の平良三郎(片岡鶴太郎さん)と、房子や三郎と旧知のおでん屋台店主の安孫子ヨシ(大島蓉子さん)の口から房子の過去を聞く。
 
 空襲で夫を亡くしたヨシは、息子と共に食べることもままならない1946年冬、闇市で屋台を出す房子と出会った。おなかをすかせた2人に、おでんを食べさせてあげた房子。ヨシは「あのときのおでんの味、忘れられないねぇ。房子さんは仕事まで世話してくれて……」と涙ぐみながら語る。

 暢子が、「なんでオーナーはそこまでヨシさん親子のことを?」と聞くと、ヨシは「似たような境遇だったからかな。あの人も空襲でたった一人の妹を亡くして……」と明かす。「妹さんがいたんですか!」と暢子が驚くと、三郎が「戦前に二親は亡くしていた。その妹がたった一人の家族だったんだ」と語った。

 SNSでは「房子さん両親と妹亡くしたんですね泣 カムカムの安子を思い出した」「オーナーは苦労されて今があるんですね。大変な時代に他人に優しくできるなんてステキな人」といった声が上がった。

 また、房子と暢子たち比嘉家の関係は、暢子の亡き父・賢三(大森南朋さん)の叔母としか明かされていないため、「てことは、お父ちゃんは、オーナーの妹の子?」「房子オーナーと比嘉家の家系図が知りたい」といったコメントも見られた。

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