俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第24回「変わらぬ人」(6月19日放送)から、人気声優の関智一さんが、土御門通親(つちみかど・みちちか)役で登場。大河デビューを果たす。
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演じる土御門通親は九条兼実(田中直樹さん)の政敵。朝廷の実力者で、源頼朝(大泉洋さん)と接近する。
関さんは通親について、「(大河ドラマ)『草燃える』で仲谷昇さんが演じられているのを拝見していたので、役名を伺ってすぐ、ピンと来ました」といい、「同時にプレッシャーも感じました(笑い)。ただちに関連書籍を購入し、自分なりに勉強しました。『鎌倉殿』は初回から拝見していたので、この世界に自分が生きられることもうれしく思い、撮影日までワクワクして過ごしました」と話す。
「初の撮影は(源頼朝役の)大泉洋さんとご一緒させていただいたのですが、合間に話しかけてくださって緊張がほぐれました」と明かし、「慣れない現場で緊張していたので、ありがたかったです」と感謝していた。
「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時(小栗さん)が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。
第24回では、源頼朝と万寿(金子大地さん)が巻狩りを終えて無事に戻り、喜ぶ政子(小池栄子さん)。しかし、頼朝は自身に代わって鎌倉殿の座に就こうとした弟・範頼(迫田孝也さん)を許さず、余波が鎌倉を揺るがしていた。
比奈(堀田真由さん)を傍らに、三浦義村(山本耕史さん)、金剛(坂口健太郎さん)と思いを巡らせる義時。そんな中、亡き許嫁(いいなずけ)・源義高(市川染五郎さん)を慕い続ける大姫(南沙良さん)は、頼朝が用意した縁談話を歯牙にもかけず………というストーリーが展開する。
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