終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
第九幕 隠蔽企業に反撃の時…“決心”した遺品整理人
12月8日(月)放送分
黒島結菜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第53回が6月22日に放送され、仕事がうまくいかず落ち込むヒロイン・暢子(黒島さん)と、鶴見の沖縄県人会会長の三郎(片岡鶴太郎さん)のやり取りに視聴者の注目が集まった。SNSでは「三郎さん毎回いいこと言うわぁ」「さすが三郎さん、ナイスアドバイス」といったコメントが次々に上がった。
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同回では、「アッラ・フォンターナ」のオーナー・房子(原田美枝子さん)にシェフ代行に任命された暢子が、兄・賢秀(竜星涼さん)のアドバイスを受けて「なめられないように、強気で」という態度で臨むが、厨房(ちゅうぼう)スタッフとの溝は深まる一方で、うまくいかない仕事に悩み始める。そして房子から、このままだと「シェフ代行失格」で、自分で過ちの“答え”を見つけるよう言われる。
“答え”が分からず、夜、下宿先の居酒屋「あまゆ」の外で思い悩む暢子。すると、そこに三郎がやってくる。暢子が、房子の親類で女性の自分がシェフ代行を務めると反発があることは房子も分かっていたはずと愚痴ると、三郎は「女ってだけでもねぇだろ。血縁をえこひいきしている、そんな心ない陰口を言われる恐れもある。それでも、あえて指名したのは“期待したから”。俺にはそうとしか思えない」と断言する。
続けて、暢子に「オーナーは男に負けじと死のもの狂いで戦っているかい?」「オーナーは男みたいになろうとしているかい?」と投げかける。暢子は否定して、「オーナーはオーナーです。男とか女とかいうよりも!」と返すと、三郎は「答えは出てるじゃないか。ポークと卵みたいなもんだよ! どっちが上か下かじゃねぇだろ。ポークはポークらしいのが一番。卵もそうだ、もとの豚やヒナが雄か雌かなんて関係ないだろ」と優しく諭すのだった。
SNSでは「三郎さんの言葉がしみる……泣」「三郎さん毎回良いアドバイスをくれるよなー」「三郎さんが言ったことを暢子なりにどう消化するのか楽しみ」といった声が次々と上がっていた。
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