山田涼介:「鋼の錬金術師」“エド”意識した真っ赤なコート姿で登場 「ちょっと行ってくるわ」披露も

映画「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」の公開記念舞台あいさつに登場した山田涼介さん
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映画「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」の公開記念舞台あいさつに登場した山田涼介さん

 人気グループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介さんが6月25日、東京都内で行われた主演映画「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」(曽利文彦監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。映画で主人公のエドワード・エルリックを演じている山田さんは、エドのトレードマークでもある真っ赤なコート姿を披露し、「今日は、『最後の錬成』公開ということで衣装さんと話して、真っ赤なコートでいいんじゃない?と……」と装いについて説明。終盤には“キャノン演出”の合図で、両手を合わせて「ちょっと行ってくるわ、鋼の錬金術師、最後の錬成にな!」とエドの名ぜりふも披露し、会場を盛り上げた。

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 今作の撮影について、山田さんは「現場には常にマンガが最終巻まで置いてあって、『このシーンは原作はこうだから、指の角度までそろえよう』と、それぞれ(のキャスト)がやられていた」と回顧。一緒に舞台あいさつに登場した本田翼さんは、山田さんのエドについて「最後のシーンの、山田君のコートさばきがすごくなかったですか? 原作に近すぎて。“ひらっ”というのが原作と本当に同じで、感動しました」と絶賛していた。

 舞台あいさつでは、観客からの映画の感想を受けてトーク。「鋼の錬金術師を愛する人たちに対して誠実だった」という感想を聞いた山田さんは、「僕だけじゃなく、演者も、たぶん監督も一番うれしい言葉じゃないかなと思う。やっぱり実写化というのはいろいろなリスクを伴うもので、それを背負って座長として立たせてもらっている。そう言っていただけるのは、何よりうれしい言葉だなと思いますし、誠実に、忠実にということは僕と監督が現場で常に話していたことなので、ありがたい言葉で幸せ」としみじみ。最後には「一つの役をここまで長い期間、演じさせていただくのは、僕としても初めての経験。並々ならぬ思いを込めながらエドワード・エルリックを演じ切りました」と感慨深い表情で語った。

 「鋼の錬金術師」は、2001~10年に「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載された、荒川弘さんの人気マンガ。錬金術が科学のように発達した世界を舞台に、エドとアルの兄弟が、失った体を取り戻すため「賢者の石」を探す旅に出る……というストーリー。アニメ化もされ人気を博した。2017年には1作目の実写映画が公開された。

 新作は、マンガ「鋼の錬金術師」の連載20周年を記念した新プロジェクトとして公開。2部作の前編となる「復讐(ふくしゅう)者スカー」は、原作でも人気のキャラクターである“傷の男(スカー)”を中心としたストーリー。かつて国軍によって滅ぼされたイシュヴァールの民の復讐(ふくしゅう)のために、すべての国家錬金術師の抹殺を誓うスカーが、エドと相対することになる。後編「最後の錬成」は“お父様”との戦い、その後のエドとアル、仲間たちの物語が展開し、原作の最終話までを描く。

 舞台あいさつにはディーン・フジオカさん、蓮佛美沙子さん、本郷奏多さん、渡邊圭祐さん、水石亜飛夢さん、栗山千明さん、内野聖陽さん、曽利監督も出席。山田さんがMCに挑戦するコーナーも行われたほか、出演している仲間由紀恵さんからのコメント映像なども紹介された。

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