六本木クラス:香川照之、“新”竹内涼真の宿敵に 外食業界のトップ・長屋茂

7月7日に始まる連続ドラマ「六本木クラス」で長屋茂を演じる香川照之さん(C)Kwang jin /tv asahi
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7月7日に始まる連続ドラマ「六本木クラス」で長屋茂を演じる香川照之さん(C)Kwang jin /tv asahi

 俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系、木曜午後9時)が7月7日に始まる。大ヒットした韓国ドラマ「梨泰院(イテウォン)クラス」の原作マンガを日本の設定に置き換えて翻案されたマンガ「六本木クラス~信念を貫いた一発逆転物語~」が原作。日本最大の巨大外食産業「長屋ホールディングス」に絶望のふちに立たされた宮部新(みやべ・あらた、竹内さん)が、復讐(ふくしゅう)を誓い、下克上を目指す姿を全13話で描く。初回は10分拡大で午後9時~同10時4分に放送する。

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 ここでは俳優の香川照之さん演じる、主人公・新の宿敵・長屋茂を紹介する。

 ◇常に利益を追い求める強欲男 好きな言葉は「弱肉強食」

 茂は日本の外食産業トップに君臨する長屋ホールディングス創業者にして会長。1軒の定食店から始めて巨大コンツェルンを作り上げた。長屋の成長のためなら手段を選ばず、常に利益を追い求める強欲な人物。好きな言葉は「弱肉強食」。

 一時、新を絶望のふちに追いやった宿敵。やがてどん底から立ち向かってくる新を何かと意識して、あらゆる手段で立ちはだかる。

 ◇初回ストーリー

 2006年秋、高校生の新は警察官になることを夢見ながら、長屋ホールディングスに勤める父・信二(光石研さん)と支え合い、仲良く暮らしていた。信二の本社栄転に伴い、新は転校することになった。

 転校初日、新は級友の桐野(矢本悠馬さん)が長屋ホールディングスの御曹司・龍河(早乙女太一さん)に執拗(しつよう)ないじめを受けているところを目撃する。学校に多額の寄付をしている父親の権威を笠に着て、傍若無人に振る舞う龍河には、生徒も教師も見て見ぬふりだった。居ても立ってもいられなくなった新は、隣の席の楠木優香(新木優子さん)の制止を振り切り、龍河の顔を殴る。

 連絡を受けて学校に来た長屋ホールディングス会長の茂と信二。茂の顔色をうかがう校長は「新を退学処分にする」と告げる。だが、茂は新が土下座をして謝れば許すと言い出す。

 ところが「信念を持って生きよ」という信二の教えを大切にする新は、土下座を拒否。信二はそんな新を誇らしいと言い、自ら申し出て退職し、新も退学する。信二は「これからも信念を貫け」と新を励まし、父子で心機一転、別の人生を歩もうとしたところで、ある事件が起きて……。

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