黒島結菜さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「ちむどんどん」（総合、月～土曜午前8時ほか）第109回が9月8日に放送された。同回では、不注意で大きなミスを犯した暢子（黒島さん）に対し、視聴者から「経営者失格」「経営者として甘い」などと厳しい声が飛ぶ一方で、「最初から矢作さんのこと信じていた暢子すごい」などと擁護する声が上がった。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　同回では、「ちむどんどん」で、暢子が信用金庫への返済のために用意した40万円がなくなる“事件”が発生。暢子はカウンターの上に40万円の入った封筒を置いていたが、外で気付き、店にいる歌子（上白石萌歌さん）に確認を取ると、封筒はなくなっていた。

　話を聞いた智（前田公輝さん）は、矢作（井之脇海さん）が店に不在だと知ると、矢作のフォンターナでの“前科”を挙げ、犯人だと疑う。一方、暢子は「矢作さんはそんな人じゃ……！」と否定する。すると、そこに矢作が戻り、40万円を盗まれないよう矢作自らレジの中にしまっていたことが判明する。矢作は「金を雑に扱う人間は、経営者失格」と暢子に注意した。

　その後、暢子は矢作と2人になったタイミングで、苦しい経営状況から今月分の給料を少し待ってほしいと謝罪する。矢作は、話を聞いて「店が傾いたら、人件費を削る。当たり前だ」といい、「店を立て直すのに、俺は要るの？　要らねぇの？」と尋ねる。暢子が「矢作さんが辞めてしまったら、お店を立て直すことも、営業することも無理だと思います」と伝えると、矢作は「なら、辞めねぇ。この店に残る」と残留を宣言した。

　SNSでは暢子に対し、「暢子は経営者としては軽率すぎる」「経営者として、まだまだ未熟」「マジで経営者に向かないわ、暢子」などの声が上がる一方で、「経営者としては甘いと言われるだろうけれど、それが暢子なんだよ」「ああいう場面になっちゃったら、矢作を疑う人の方が多い。たとえ疑いたくなくても。それでも暢子は心の底から矢作を信じてる。それって本当に素晴らしいこと」「ちゃんと『矢作が必要』と伝えられてよかった！　房子さんはそういうところを素直に伝えられない人だからね。こういう点では暢子は経営者向きなのかも」と擁護する声も上がっていた。

　また同回のラストでは、暢子の母・優子（仲間由紀恵さん）と姉の良子（川口春奈さん）が沖縄から突如上京して「ちむどんどん」にやってくる展開に。「沖縄の方から助っ人やってきた」「お母ちゃん！！良子ねーねー！！スーパー助っ人登場」との声も上がった。