新・信長公記:“信長”永瀬廉が「鳴くまで待とう」 奪還作戦に隠された意図に「和の心」「信長らしい」の声(ネタバレあり)

連続ドラマ「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」第8話のワンシーン=読売テレビ提供
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連続ドラマ「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」第8話のワンシーン=読売テレビ提供

 人気グループ「King & Prince」の永瀬廉さん主演の連続ドラマ「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」(日本テレビ系、日曜午後10時半)の第8話が、9月11日に放送された。織田信長(永瀬さん)たち特進クラス一同が、捕らわれた日下部みやび(山田杏奈さん)と徳川家康(小澤征悦さん)の奪還作戦を決行。そこにはある意図が隠されており、「信長らしい作戦」と注目を集めた。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは、「LIAR GAME」などの甲斐谷忍さんのマンガ「新・信長公記~ノブナガくんと私~」(講談社)が原作。2122年を舞台に、戦国武将のクローン高校生たちが「学園の天下統一」を目指す。

 第8話では、みやびと家康が捕らわれている場所を割り出した竹中重治(柳俊太郎さん)。クラスメートたちはいよいよ奪還作戦を実行することに。信長は「皆の心にとどめておいてほしいことがある。全員で手を取り合え。誰かの危機は誰かが手を差し伸べる。皆、決して一人ではない。そして、力は相手をくじくために使うのではなく、自分と味方を守るために使う。良いか、貴様ら。必ず全員でこの教室に帰ってくる。出陣だ」と伝えた。

 みやびと家康が閉じ込められていたのは教会。信長と本多忠勝(阿部亮平さん)が向かうと、外にはマシュー・ペリーら、黒百合高校の敵たちが待ち受けていた。一方、教会の中に忍び込んだ豊臣秀吉(西畑大吾さん)と龍造寺隆信(草野大成さん)。みやびと家康を助けようと動くが、中にも敵がいてはばまれてしまう。

 黒百合を支配する博士の息子(波岡一喜さん)は「あと一歩及ばずといったところか」と話すが、秀吉は「それじゃ困んねん。これまでつないでくれたやつらに申し訳ないからな」、龍造寺は「俺たちは最後まで戦うばい」と返した。

 外では信長があっという間に敵を蹴散らし、「鳴くまで待とう」とその場に座る。中では秀吉が「おかしいと思うやろ普通。なんで戦闘能力ゼロの俺ら弱々コンビがこのポジションやねん」と漏らす。「そろそろ分からんかい、この意味を! この天性の人たらしが命がけで口説いてんねんぞ!」と投げかけたのは、家康に向けてだった。

 さらに秀吉は「お前、信長がどんな思いでこの策立てたか分かってんのか? お前が一人じゃないって伝えたくて、お前が加わって初めて完成する作戦作ったんやろが! 立て、家康! 最後の一手はお前や!」と告げる。心を動かされた家康は、ついに仲間のために動き出して……と展開した。

 SNSでは、「鳴くまで待とう」と家康の性格を表した句を信長が口にしたことに「家康のことを鳴くまで待つんか」「信長くんの作戦には家康くんも組み込まれてた……」「和の心を大事にする信長らしい作戦」「あっぱれ」と話題に。その後、家康が立ち上がると、視聴者は「きた! 家康!」「家康も目覚めたー!」「信長くんたちの思いが届いた」と盛り上がった。

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