新婚さんいらっしゃい!:ダンスが結んだ20歳差カップル 余命半年の義母を動かした秘密のお見舞い

10月30日放送の「新婚さんいらっしゃい!」の一場面=ABCテレビ提供
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10月30日放送の「新婚さんいらっしゃい!」の一場面=ABCテレビ提供

 藤井隆さんと井上咲楽さんがMCを務める長寿バラエティー番組「新婚さんいらっしゃい!」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後0時55分)。10月30日は、ダンスをきっかけに結ばれたという北海道の20歳差の夫婦が登場する。

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 38歳で突如ダンスに目覚めた夫は「チームを結成してイベントに出たい!」と一念発起し、知り合いのつてでメンバーを集めたところ、その中にいたのが20歳年下の妻だったという。

 妻は、夫との初対面を「彼の頭の上に電気ウナギの幽霊が見えた」と振り返り、その電気ウナギに感電させられて「私この人と結婚する!」と直感したと語る。夫も「明るい、元気、楽しい、可愛いの4拍子そろった子」と惹(ひ)かれていったといい、ほどなくして交際に発展した。

 そんな喜びも束の間、彼が母に交際を報告しようとした矢先、母が肝臓がんで余命半年と判明したという。それを聞いた彼女は、まるで自分のことのように悲しみ、彼に見せまいと布団をかぶって隠れて号泣。夫は当時を振り返り、その姿を見て「この人しかいない」とさらに愛情を強めたと話す。

 その後、彼女を連れて母の見舞いに向かうも、母は突然の報告の驚きも相まって、20歳年下の彼女と目も合わせてくれなかった。しかし、へこたれない彼女は、彼に内緒で毎日見舞いに通い、花を届け続けたという。彼の母も、そのひたむきな姿勢に次第に心を動かされたそうで、最終的には「息子の花嫁になる子」として病院中を連れて歩き、自慢するようになったという。

 2人は「温かくなった頃には挙式をして、母にも晴れ姿を見てもらおう」と準備を進めていたが、結婚式を目前に母は天国へ旅立ってしまったと話す。

 この日の番組には、コスプレ日本代表になった東京の夫婦も登場する。

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