福原遥さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」で刈谷博文を演じている俳優の高杉真宙さん。朝ドラに出演するのは初めてで、「朝ドラにはずっと出たかったのですが、なかなか機会が得られなくて。オーディションを受けたことも、もちろんあります。今回はありがたいことにオファーをいただきました。やっときた!やっと出られる!という感じでした」と明かす。劇中では地元の博多ことばを披露している高杉さんがドラマや役どころについて語った。
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高杉さんは「舞いあがれ!」への出演が決まってからのことを、「ドキドキして衣装合わせに行き、監督やスタッフの皆さんとお会いして、『楽しく撮影している方たちなんだろうな』という印象を受けましたね。そういう現場で撮影すること、一緒に作品を作れるということが本当に楽しみでした」と振り返る。
ヒロインの福原さんとは2019年5月公開の「映画 賭ケグルイ」で共演しており、「ヒロインの福原遥さんとご一緒するのは2回目です。以前に映画で共演したときにはガラッと空気を変える弾けたお芝居をされていて『これはすごいな』と思ったので、今回はどんなふうに世界を切り取って撮影されるんだろうというワクワク感の中で参加させていただきました」と話す。
演じる刈谷は浪速大学の人力飛行機サークル「なにわバードマン」の部員で、人力飛行機「スワン号」の設計を担当する福岡出身の大学3回生。2年連続で設計を担当しており、「なにわの天才」と呼ばれている。
高杉さんは「刈谷は、今まであまり演じたことのないような役。ちょっと神経質そうで、でもちゃんと熱意のある人物で、演じていてすごく楽しいです。ロマンチストな部分もあって、そこがまた『変な人』でいいなと(笑い)」と印象を明かす。
さらに刈谷について高杉さんは「僕の出身が福岡ということで、制作統括の方が刈谷を博多ことばで話す役にしてくれました」と裏話を披露。「博多ことばでしっかり演じるのは初めてです。最初は若干違和感があったけれど、慣れるとやりやすいですね。割と自由にやっています」と手応えを語った。
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