夕暮れに、手をつなぐ:北川悦吏子「最初は『夜に、手をつなぐ』だった」 広瀬すず×永瀬廉の配役でタイトル変更

連続ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」の制作発表会見に出席した脚本家の北川悦吏子さん
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連続ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」の制作発表会見に出席した脚本家の北川悦吏子さん

 女優の広瀬すずが主演を務める連続ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(TBS系、火曜午後10時)の制作発表会見が1月14日に東京都内で行われ、本作の脚本を手がける北川悦吏子さんが出席。当初は「夜に、手をつなぐ」のタイトルで物語を描く予定だったことを明かした。

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 ドラマは、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」(2018年)などを手がけた北川さんによるオリジナル作品。九州で育ち、婚約者を追って上京した浅葱空豆(あさぎ・そらまめ、広瀬さん)と、音楽家を目指す青年・海野音(うみの・おと、永瀬廉さん)が織りなす青春ラブストーリー。

 北川さんは「若者の話を書きたいという気持ちが自分の中で尽きないんですが、今の若者を考えたときに何となく『夜』なのかなという気がして。夜に孤独な若者たちが手をつなぐ話にしようと。それは具体的にじゃなくても、LINEとか感覚的に手をつなぐみたいな」と、最初の構想についてコメント。

 その時から、広瀬すずさんをヒロインにすることは決めていたといい、「今作よりももっと暗い話を考えていたのですが、だんだんと広瀬さんにははつらつとしていて、でも少し悲しさが垣間見える役がいいかなと気持ちが変わっていった」と語っていた。

 さらに「(広瀬さんと永瀬さんの)2人のカップリングもすごくいいんじゃないかと思ったときに、すずちゃんと廉くんだと『夜』じゃなくて『夕暮れ』だったんですよね。それでタイトルを変えて、ストーリーもガラッと変えた」と告白。永瀬さんは「僕ら2人がタイトルまで変えてストーリーも……うわあ、すっげえ」と驚いていた。

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