タモリ倶楽部:ギャラクシー賞月間賞受賞 「喪失感は激甚」「洗練された番組」選評で終了惜しむ

タモリさん
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 タレントのタモリさんが司会を務めた深夜の長寿バラエティー番組「タモリ倶楽部」(テレビ朝日系)の3月24日、31日放送回が、放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「ギャラクシー賞」の2023年3月度月間賞を受賞したことが4月20日、明らかになった。

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 「タモリ倶楽部」は、3月31日深夜の放送で最終回を迎え、1982年10月8日の放送開始から40年半、通算1939回の放送に幕を下ろした。最終回は「巷(ちまた)の皆さん間違ってますよ!タモリ流レシピを訂正しよう」と題し、レシピサイトなどに掲載されているタモリ流レシピの間違いを訂正していった。

 ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願って1963年に創設。同懇談会は「『毎度おなじみ流浪の番組……』。あのタイトルコールがもう聞けない喪失感は激甚だ。最後だからと力が入ることもなくいつも通り、期待を裏切らないゆるい大爆笑で40年の歴史に幕。バカバカしさも乗り越えて、大人が真剣に遊ぶ洗練された番組だったと最後までうならせてくれた」と評した。

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