ドラマ1週間:横浜流星が大河ドラマ初出演で初主演 “江戸のメディア王”蔦屋重三郎に

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 1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(4月26日~28日)は、横浜流星さんが2025年のNHK大河ドラマの主演を務めることになったニュースなどが注目を集めた。前後編で取り上げる。

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 俳優の鈴木京香さんが、7月から始まるフジテレビの連続ドラマ「この素晴らしき世界」で主演を務めることが明らかになった。鈴木さんがフジテレビの連続ドラマの主演を務めるのは20年ぶり。本作は、スーパーマーケットでパートとして働く平凡な主婦・浜岡妙子(鈴木さん)が、容姿と声がそっくりという理由から、スキャンダルがきっかけで国外逃亡した大女優・若菜絹代(鈴木さん)になりすますことを依頼され、二重生活を強いられるというコメディードラマ。

 ジャニーズJr.の人気グループ「少年忍者」の川崎皇輝さんが、今夏放送のスペシャルドラマ「拝啓、奇妙なお隣さま」(テレビ朝日系)に出演することが4月26日、明らかになった。川崎さんがドラマに単独で主演するのは初めて。昏睡状態に陥った18歳の高校生・山村陸を演じる。昏睡状態で入院した男子高校生・山本陸が、同じ病室に入院中の患者“お隣さん”二人と意識の中で会話を繰り広げていく。

 俳優の福原遥さんと深田恭子さんが、7月期の連続ドラマ「18/40(エイティーン フォーティー)~ふたりなら夢も恋も~」(TBS系、火曜午後10時)でダブル主演を務めることが明らかになった。福原さんは、ヒロインを務めたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」後初のドラマで、TBSのドラマで主演するのも初めて。予期せぬ妊娠によって人生が一変する高校3年生の仲川有栖(ありす)を福原さん、現代アートを扱う会社のやり手の仕事人だが、10年間恋愛からは遠ざかっている成瀬瞳子(とうこ)を深田さんが演じる。

 2025年に放送されるNHKの大河ドラマのタイトルが「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」に決定し、主演を俳優の横浜流星さんが務めることが4月27日、明らかになった。“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)を演じる。脚本は「JIN-仁-」「義母と娘のブルース」などの森下佳子さん。同日、東京・渋谷の同局で行われた会見で発表された。大河ドラマ初出演となる横浜さんは「今まで培ってきたもの全てこの作品に注ぎ込み、蔦屋重三郎として生き、共に成長して行けたらと思っています」と意気込みを語った。

 俳優の伊藤沙莉さんが、7月期の連続ドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」(テレビ朝日系、火曜午後9時)でゴールデン帯(午後7~10時)ドラマ初主演を務めることが4月28日、分かった。共演は、同局のドラマ初出演の織田裕二さん、人気グループ「Sexy Zone」の中島健人さん。NHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(2021年)や、連続テレビ小説「あさが来た」(2015年度下期)の大森美香さんが脚本を担当する。ドラマは、強制執行によって金品、不動産などの財産を差し押さえたり、没収したりする国家公務員「執行官」がテーマ。「犬にものすごく好かれる」執行補助者の吉野ひかりを伊藤さんが演じる。

 男性アイドルグループ「JO1」の金城碧海さんが、細田佳央太さん主演の連続ドラマ「ドロップ」(WOWOW)で、物語のキーパーソンとなる最強のヒットマン、マサトを演じることが4月28日、明らかになった。金城さんは「ドロップという作品がもともと大好きだったこともあり、憧れの作品に出演できることが決まったときはとてもうれしい気持ちでいっぱいでした。僕は、現在のアーティスト活動に対する根強さ、そして個性を尊重した素直さはドロップという作品から影響を受けていたんだと改めて感じました」と感慨深げにコメントした。

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