良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)に出演している山脇辰哉さん。十徳長屋(じっとくながや)の住人・堀井丈之助を好演し、一部の視聴者から、お笑いコンビ「霜降り明星」のせいやさんと「顔が似ている」といった声が上がるなど、どこか気になる存在だ。
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山脇さんは1997年4月9日生まれ、千葉県出身の26歳。NHK「よるドラ」枠で2021年に放送された「きれいのくに」「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」などにレギュラー出演し、朝ドラは「らんまん」が初となる。
演じる丈之助は、東大の落第生。物語の舞台が東京へと移った第6週「ドクダミ」(5月8~12日)から登場している。その風貌は、2017年度前期の朝ドラ「ひよっこ」で峯田和伸さんが演じた“宗男おじさん”を彷彿(ほうふつ)とさせる。
5月18日放送の第34回では、小学校中退ながら、東京大学植物学教室の出入りを許可された万太郎(神木さん)に対して、丈之助が送った“魂のエール”が話題に。
「大学なんてとこはな、日本全国から神童と呼ばれていた連中が集まってくる! かく言う俺も尾張、名古屋の神童と呼ばれていた。が、入っちまえば地獄じゃ! 本当にできるやつはほんの一握りで、あとは人生の落後者となる! 俺も落第してからは援助も打ち切られ、親も泣いている」と自身の境遇を嘆く丈之助だったが、万太郎には「あした追い出されるとしても……いていい間は頑張れ! コンニャロ、コンチキショウ、コンコンチキとは思うがせいぜい頑張れ! 厚かましい万の字め! お前がいてよかったと思わせろ! せいぜい頑張れ! 頑張りやがれ!」と言い放ってみせた。
丈之助として、およそ2分にわたって熱弁を繰り広げた山脇さん。今後、劇中でどんな活躍を見せるのか。引き続き、注目したい。
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