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第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
吉高由里子さんが主演を務める2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の新キャストが、公式ツイッターで7月25日に発表され、お笑い芸人の矢部太郎さんが出演することが分かった。矢部さんが大河ドラマに出演するのは「新選組!」(2004年)の阿比留鋭三郎役以来2度目となる。
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矢部さんが演じる乙丸(おとまる)は、吉高さん演じるまひろ(紫式部)の従者で、まひろに振り回されながらも付き従っているという役どころ。矢部さんは「不器用でどこか頼りない従者ですが、お仕えする家の状況が厳しく、皆が離れていく中でも仕え続ける乙丸には忠義とまひろ様のことを思う心が感じられます。体を張って守ったり、守れてなかったりもしますが……。顔合わせの時に、スタッフの皆さんがとてもたくさんいらして、こんなにもたくさんの人間がこの作品を作るのか!と、とてもワクワクしました。その一人として喜びを感じながら、当時の身分の高くない女性の従者の人間を演じることで、感じることや、伝えられることがあったならと思います」とコメントしている。
初大河となった「新選組!」については「当時、脚本の三谷幸喜さんが、今までの新選組を描いた作品の中では描かれたことのない人物だと話されていました。実際、阿比留鋭三郎のwiki(ウィキペディア)には演じた俳優は僕しか載っていなくて、光栄です。病人の役だったのでセリフよりせきの回数の方が多かった記憶があります」と振り返った。
約1000年前の華やかな京都が舞台となるが、「まひろの家のスタジオセットが大変素晴らしくて、細かいところまで見入ってしまっています。池があり、庭の木や草、畑なども本物で、こんなにも大きくて、細かいところまでしっかり作られているのは大河ドラマだからこそだと思いました。貧しさもしっかり表現されていて、本当にリアルで生活している気持ちになります。きっと他のセットも素晴らしいだろうと思いとても楽しみです!」とコメント。
「個人的には京都とは少し離れますが、以前ウェブのレコメンドのコーナーを担当させてもらっていて、人生でベスト級にはまった朝ドラ『スカーレット』の制作の方が作られているので大変楽しみです。ロケでは本物の牛を使った牛車がいてびっくりしました」と話している。
「光る君へ」は、平安時代が舞台で紫式部が主人公。紫式部は平安中期に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。
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