のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「あまちゃん」の第102回が、NHK・BSプレミアムで7月29日に再放送された。アイドルをやめて北三陸に帰りたいと電話してきたアキ（のんさん）を心配して春子（小泉今日子さん）が上京。鈴鹿ひろ美（薬師丸ひろ子さん）と初めて対面する場面があり、視聴者の間で話題になった。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　同回では、“太巻”こと荒巻太一（古田新太さん）から事実上クビを言い渡され、「もう（北三陸に）帰りたい」と訴えたアキに、春子は「まだダメよ。頑張りなさい」「ここで帰ってきたら後悔する」と伝える。

　春子自身も若き日、アイドルの夢破れて北三陸へ帰ろうとして、母・夏（宮本信子さん）から「アイドルさなるっていうから親子の縁切ったんだぞ。娘でもアイドルでもねえ。お前どこの誰だ？」「たかが5年で気が済むなら最初から行くな」と突き放されたことを思い出していた。

　東京でアキに会ったというヒロシ（小池徹平さん）からGMTの寮に風呂がないことを聞いて心配そうな顔をしていた春子は、ユイ（橋本愛さん）にスナック「梨明日」のこまごまとした連絡事項を伝え、店を飛び出すと、北三陸の人々が止めるのを振り切って上京する。

　そして春子は、アキと水口（松田龍平さん）が鈴鹿ひろ美に付き人をやめるあいさつをしている無頼鮨に姿を現すと、ひろ美と初めて対面した。

　同作で共演後、小泉さんは薬師丸さんについて「歌を歌っているときに歌番組で一緒になったことはあるけれど、ほぼ初共演でした。感動しました」と話していた。

　SNSでも「小泉さんと薬師丸さんが共演とは今見てもミラクル」「キョンキョンvs薬師丸さんという80年代アイドルどストライク世代にはたまらん2ショット」「小泉さんと薬師丸さんがついに同じ画面に」と盛り上がった。