良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の松下洸平さんが、10月に「木曜劇場」(フジテレビ系、木曜午後10時)でスタートする連続ドラマ「いちばんすきな花」で、4人が主演を務める“クアトロ主演”の一人を務めることが8月30日、明らかになった。松下さんが地上波連続ドラマで主演を務めるのは、今回が初めて。
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ドラマは「silent」(同局系、2022年)でプロデューサーを務めた村瀬健さんと脚本家の生方美久さんが再びタッグを組み、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに男女4人の感情を描く完全オリジナル作品。松下さんのほか、多部未華子さんが主演の一人を務めることも発表されている。
松下さんは、出版社で働く会社員・春木椿(はるき・つばき)を演じる。実家が花屋を営んでいるが、「花は好きだけど花屋は嫌い」と実家と距離を置くなど、花屋を営む家族に対して少し複雑な感情を抱いている。会社ではいい人だと思われているが、実際は「人が良いのも仕事ができるのも、めんどくさいことを避けてきた結果でしかない」という思いを持っている。
椿には長年付き合っている彼女がおり、結婚を見据え、新居での新しい生活をスタートしようとしていた。そんなある日、彼女を“彼女の男友達”に奪われてしまう。“男友達”が友達ではなかったことを知った椿は、「男女の間に友情なんて芽生えるはずがない」ということを思い知らされる。傷心の椿だったが、その後訪れたある出会いをきっかけに、自分が“友達”という存在に求めていたものに気付きはじめ……と展開する。
松下さんは「『こんなドラマを作りたい』とお話をうかがい、企画書を拝見して、自分にできることは何だろうと静かに考えました。ご一緒したいと思っていた方々とお仕事が出来ると思うとワクワクしますし、新しい出会いと熱い情熱に囲まれた現場でどんなことが起きるのか想像して、ニヤニヤしてしまいます」とコメント。
脚本について「生方さんの繊細で力強い言葉たちに共感と笑みがあふれました。本を読みながら『わかる。あるある』とうなずき、その中で自分らしく生きようともがく4人の不器用な今がとても愛おしくて、少し切なくて。恋愛ドラマのようだけど、それだけではないし、複雑な話に見せかけて、とてもシンプルなことで笑い合うし、なんとも可愛らしい登場人物たちがいました」と語った。
「いいことも悪いことも、隠さずに描くドラマだからこそ、共感できる数も多いと思います! どこにでもいる4人なので、そっと見守るように、時に自分ごとのように、秋の夜長、ほほ笑みながら見ていただけるとうれしいです」とアピールした。
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