海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の森七菜さんと間宮祥太朗さんがダブル主演するフジテレビ系“月9”の連続ドラマ「真夏のシンデレラ」(月曜午後9時)の第9話が9月4日に放送された。ラストの展開に視聴者が反応した。
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ドラマは、真夏の海を舞台に男女8人が運命的に出会い、複雑な感情や本音をぶつけ合いながら成長していく恋愛群像劇。昨年のシナリオコンクール「第34回フジテレビヤングシナリオ大賞」で大賞を受賞した市東さやかさんのオリジナル脚本となる。
第8話では、亮(山口智充さん)から夏休みをもらった夏海(森さん)が好きなバンドのライブに行こうと考えるが、すでにチケットは売り切れだった。それを知った匠(神尾楓珠さん)は、海斗(大西利空さん)から健人(間宮さん)の電話番号を聞き、健人に相談してみることに。結局、健人からその話を聞いた皐月(山崎紘菜さん)が友人に頼み、ライブのチケットを4枚入手することに成功。夏海、健人、匠、皐月の4人でライブへ出かける展開になった。
ライブ中、バンドのボーカルがMCで「みんな、恋してる? 今、誰かに恋してる人ー!」と呼びかけると、夏海と健人の目が合い、ほほ笑みあう。その様子を斜め後ろから、匠が複雑な表情で見つめていた。
ライブが終わり、4人は一緒に食事をすることに。食事中、皐月は夏海の人柄を絶賛し、健人に「よかったね。すてきな人見つけて」と伝える。続けて「でもこれからが大変だよね。恋愛って始まる時は二人なのに、いつの間にか二人だけのものじゃなくなっちゃうでしょ」と言い、「例えば親が認めてくれるかどうか……とか」と健人の親のことを匂わせる。
それを聞いた匠は「それは関係ないんじゃないですか。お互いに好きだったら、周りの意見なんか気にしなくていいと思うけど」と反論。健人と皐月と別れた後も、匠は「さっき皐月さんが言ってたことなら、気にしなくていいと思う。好きな人といるのに親とか周り関係ないと思うし。本当に好きなら、それだけでずっと一緒にいられると思うから」と言い、夏海を慰めた。
終盤、東京から戻った夏海と匠が「Kohola」で、亮と海斗に東京土産を渡す場面が描かれた。二人に土産を渡した後、匠は夏海をテラスに誘い、東京でこっそり買っていたクジラの風鈴をプレゼントする。夏海が「風鈴の音って夏って感じするね」と言うと、匠は「これでもう寂しくない? 夏海この前言ってたから。8月が終わって、このまま夏も終わるのが寂しいって」と話した。
「この音があれば、いつでも夏の気分になると思って」と言う匠に、夏海は「風鈴で涼しくなるのって本当らしいよ。風鈴の音を聞いたら頭が勝手に風が吹いてるって勘違いして体温が下がるっていう」と雑学を披露。「昔からずっとあるものって、それはもう体に染み込んでるんだなと思ったんだよね」と夏海。
すると、匠は「それって、俺と夏海も同じかな? 今までは夏海の存在が近すぎて見えなかった。でも、もう違う。夏海と一緒にいたい。今までもこれから先もずっと。夏海のそばにいさせてほしい。一番大事にしたいって気付いたから」と夏海に真っすぐな思いを伝えた。
SNSでは「切なくも真摯(しんし)な告白に胸を打たれました」「匠の株がどんどん上がるね」「匠、夏海が好きなのに先生が好きって勘違いしててやっと本当の気持ちに気づいたんなら、ほんとにかわいそうなヤツなのかもしれん」「夏海と健人の邪魔せんで~」「匠が告ったのキュンキュンだったのにみんな邪魔しないでとか言ってて泣きそう恋は平等だつってんのよ」「匠くん、今さら遅いよ~~」など、さまざまな声が上がっていた。
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