放課後カルテ
第7話 お前が学校に来ようが来まいがどうでもいい
11月23日(土)放送分
俳優の堺雅人さんが主演を務める日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(TBS系、日曜午後9時)。富栄ドラムさん演じる、警視庁公安部の野崎(阿部寛さん)の仲間・ドラムについて、視聴者からは「超可愛い」「超癒やし」といった声が続々と上がっている。野崎のどんな指示にも応える優秀なドラムは、言葉は話せないが日本語が理解でき、音声でやりとりをしている。「実はテントだったり?」といった考察も上がるなど、注目されているドラム役の富栄さんに、撮影中に感じた思いや、共演者とのエピソードを聞いた。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
当初、僕はエキストラのオーディションに参加していました。福澤克雄監督の作品ですので、何とか選ばれたいと思っていたら、どんどん話が進んで。まさかレギュラー出演できることになるとは夢にも思いませんでした。
子どもの頃からテレビドラマを見るのが好きで、憧れは強く持っていました。また、相撲を辞めるときに、それまで努力してきたこと、経歴も含めて自分の見た目や運動神経を活かしたいと考えたときに、俳優が頭に浮かびました。
去年の今頃は、まさか自分が堺さんたちと一緒の画面に映って演技をするなど想像すらしていませんでした。自分が今、ここにいるというのが、いまだに信じられないです。
第1話の登場シーンで運転していますが、実は事前の運転練習の時に、おなかがつかえてハンドルが回らなくなってしまったことがあって。そこから撮影までに必死にダイエットをしました(笑い)。やせなかったら登場シーンが変わっていたかもしれません。
阿部さんには何度も励ましの言葉をかけていただき、堺さんにはお芝居のことを相談させていただきました。二階堂(ふみ)さんは、僕のせいでカットがかかっても、優しく微笑んでくれて。経験のない自分が演じることができたのも、皆さんの優しさがあったおかげです。
撮影前に福澤監督から「表情というのは気持ちで作る」と教えていただいたおかげで、何とかドラムらしい表情が掴めてきました。野崎さんやチンギスさん(バルサラハガバ・バトボルドさん)とのシーンでは、監督のイメージと違ったらどうしようという不安もありましたが、キャラが濃いと褒めていただき、とても自信に繋がりました。
また、クランクインの前、素人の僕がいきなり現場に入って戸惑わないようにと、福澤監督の配慮でスタッフさんたちと親しくなる機会を与えてくださいました。スタッフさんたちと同じように赤坂に通い、行動を共にすることで早く溶け込めました。福澤監督は、僕にとても愛情を注いでくださり、本当に尊敬できる方です。
堺さんたちがお芝居している後ろでの僕の仕草など、細部まで注目してくださっている視聴者さんがいらっしゃって、本当に嬉しく思います。ぜひこれからの「VIVANT」も楽しんで見ていただければと思います。
1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(11月16~22日)は、NHK大河ドラマ「光る君へ」で一条天皇を好演し話題となった塩野瑛久さんが、2025年…
俳優の神木隆之介さん主演のTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜午後9時)の12月1日に放送される第6話「希望の種」のあらすじが公開された。
俳優の神木隆之介さん主演のTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜午後9時)の第5話「一島一家」が11月24日に放送された。
1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(11月16~22日)は、今田美桜さん主演の2025年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」の新キ…