あまちゃん:再放送で“鈴鹿ひろ美”薬師丸ひろ子が「潮騒のメモリー」初歌唱 屈指の名場面に視聴者「感動で涙」「神回」とトレンド入り

薬師丸ひろ子さん
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薬師丸ひろ子さん

 のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の第153回が、NHK・BSプレミアムで9月27日に再放送された。「移ろいやすい音程」の鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子さん)が、海女カフェで開催されたチャリティーリサイタルで「潮騒のメモリー」を初歌唱。その美声に視聴者から感動の声が集まり、「鈴鹿ひろ美」がトレンド入りした。

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 同回では、リサイタル当日、「10回に1回、いやもっと低い確率」で音程が合うことがあるひろ美の歌の実力を知っている春子(小泉今日子さん)は、急いで北三陸へ駆けつける。

 組合長(でんでんさん)のあいさつも終わり、ひろ美がステージに立ち、「潮騒のメモリー」が始まりそうなところで、春子が海女カフェにようやく到着。

 春子は、太巻(古田新太さん)からワイヤレスマイクを受け取り、ダッシュで舞台袖に向かう。その途中で、マイクの底のふたが外れ、電池がすっぽ抜け、太巻のおでこに直撃した。

 歌の直前で舞台袖にたどり着いた春子。以前と同じく“影武者”としてイントロを歌い出すが、当然、電源が入らないため、マイク音声は流れない。

 その姿を見ながらひろ美が「アイミスユー」と歌い出すと、完璧な音程の美声に観客は酔いしれた。

 春子とは反対側の舞台袖で見ていたアキ(のんさん)は、若い頃の春子(有村架純さん)が涙を流す姿を目撃。その姿が消えると、実物の春子が感慨深げにひろ美の姿を見ていた。

 ひろ美は歌のサビの部分を「三代前からマーメイド、親譲りのマーメイド」と歌詞を“改変”して歌い、夏ばっぱ(宮本信子さん)らも感心しながら聴き入り、太巻は号泣した。

 SNSでは、「10年たっても泣く。神回だ」「あまちゃん屈指の名場面!」「鈴鹿さんの歌声、2回目視聴で分かっていても感動で涙」「薬師丸さんの美声がまさにクライマックス」「薬師丸ひろ子、いや鈴鹿ひろ美の透き通る声、素晴らしい」「満を持して、鈴鹿ひろ美覚醒」などの声が続々と上がり、トレンド入りした。

 また、ひろ美の歌唱シーンを放送中に東北地方の地震速報のテロップが流れ、「自然までがコラボしてくんのか……なんという運命」「すげえな! このタイミングで地震」といった声もあった。

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