緊急取調室 (2025)
最終話 蒼い銃弾
12月18日(木)放送分
趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)。11月28日に放送された第42回から、富田望生さんが小林小夜役で登場した。福島出身の小夜は、スズ子(趣里さん)のような歌手になるのが夢で、弟子にしてほしいと突然訪ねてきた。2019年度前期の「なつぞら」以来の朝ドラ出演となる富田さんが「ブギウギ」の役どころや撮影の裏話を語った。
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富田さんは、2000年2月25日生まれ、福島県出身。映画「ソロモンの偽証」(2015年)で本格的に俳優デビューを果たし、これまでに映画「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」(2017年)やドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」「教場」シリーズなど数々のヒット作に出演した。
「ブギウギ」の制作統括・福岡利武さんは、小夜のことを「福島弁のとてもクセが強い弟子入り志願者です」と説明。富田さんについては「悪いことも良いことも全てがいとおしく見える魅力いっぱいのキャラクターに演じてくれています」とコメントしている。
富田さんは、今回の出演について、「制作が発表されたときからこの作品に参加したいと思っていたので、出演が決まったときは『来たーっ!』という感じでした」と喜びを表現。
「笠置シヅ子さんの楽曲は、私の世代でも聴いたことがあるくらいなじみがありますし、私の曾祖母は戦争真っただ中を生きた女性で、歌に支えられたという話をよく聞いて育っていたので、この作品に参加できることがとてもうれしいです」と話している。
演じる小夜の印象を「台本を読ませていただき、最初の小夜の第一声を読んだ瞬間に、映像がバーッと広がるような感覚がありました。私の地元である福島のことばを使う小夜ちゃんにとても親近感を感じますし、自分自身と近い部分もあって、なんて奇跡のような役なんだろうと思っています」と共感したという。
富田さんが小夜と似ていると感じるところは「とにかく行動してみるところです。『やりたいと思ったことはやってみる』という部分は、私の性格と同じですね」といい、「福島ことばに関しては、小夜のせりふにある『○○してくんちぇ』(○○してください)は使っていました。同じ福島の中でも、浜側と内陸側では発音などが違っていたりするのですが、スタッフの方からは、私の出身地のことばで大丈夫ですと言っていただけたので、ことばに関してはストレスフリーです」と楽しみながら撮影できたようだ。
「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター・笠置シヅ子(1914~85年)が主人公のモデルとなる。激動の時代、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けた歌手の波瀾(はらん)万丈の物語。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描く。
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