ゆりあ先生の赤い糸:第8話 夫が言葉を発した! “稟久”鈴鹿央士は家を飛び出す “ゆりあ”菅野美穂は“優弥”木戸大聖の妻と直接対決

連続ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」第8話の一場面=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」第8話の一場面=テレビ朝日提供

 俳優の菅野美穂さんが主演を務める連続ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第8話が12月7日に放送される。

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 第8話は、昏睡状態から順調に回復を遂げるも、まだ言葉は発せない……はずだった伊沢ゆりあ(菅野さん)の夫・伊沢吾良(田中哲司さん)。だが、夫の“彼女”・小山田みちる(松岡茉優さん)とその娘たちとの同居続行を巡って“一家”がもめる中、突然口を開く。そして、みちるの次女・みのん(田村海夏ちゃん)は自分の子だと断言する。

 それは吾良が争いを収めるため、そして自分の介護に縛られてきた“彼氏”・箭内稟久(鈴鹿央士さん)を自由にするためについた渾身(こんしん)のうそだった。しかし、真相を知らない稟久はショックで家を飛び出し、吾良への愛を断ち切るかのように、バレエ講師・松川智(黒羽麻璃央さん)との交際を始める。そんな稟久に、ゆりあは吾良の真意を伝えようとするが、一度もつれた感情の糸はなかなかほどけない。

 一方、実は少し前から完全に意識を取り戻していた吾良は、ゆりあに好きな人がいることも認識していた。苦労をかけたゆりあに謝り、「俺はもう大丈夫だから、好きにしていい」と優しく告げる。その矢先、ゆりあと伴優弥(木戸大聖さん)の“禁断の恋”にまさかの展開が訪れる。優弥からゆりあの存在について聞かされた妻・伴里菜(えびちゃん)が、ゆりあを見せろと言い出したのだ。ゆりあは里菜と一対一で会って話そうと決意する。

 優弥との幸せな未来を夢見て、大きな一歩を踏み出し始めたゆりあ。しかし、彼女の人生は実姉・泉川蘭(吉瀬美智子さん)から受けた“ある相談”がきっかけで、目の前が真っ暗になるような暗雲にみるみる包まれていく……。

 原作は、今年の「第27回手塚治虫文化賞」で「マンガ大賞」を受賞した入江喜和さんの同名マンガ(講談社)。夫(田中さん)が突然、意識不明の要介護状態となったゆりあ(菅野さん)のもとに、夫の恋人を名乗る美青年(鈴鹿さん)と、彼女を名乗る女性(松岡さん)、その子供が現れ、同居生活が始まる。みんなで意識不明の夫を介護しながら、血のつながりを越えた“家族の絆”を作る、というストーリー。ドラマ「僕の生きる道」(2003年)などの「僕シリーズ」などで知られる橋部敦子さんが脚本を担当している。

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