良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第10週「大空の弟」(12月4~8日)の週間平均視聴率(世帯)が16.2%(ビデオリサーチ調べから算出、関東地区)だったことが12月11日、分かった。
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「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター・笠置シヅ子(1914~85年)が主人公のモデルとなる。激動の時代、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けた歌手の波瀾(はらん)万丈の物語。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描く。
第10週では、スズ子(趣里さん)は自身の楽団を旗揚げする。しかし、ジャズは敵性音楽だと言われ公演の機会は全くなかった。一方、茨田りつ子(菊地凛子さん)も何度も警察に捕まり、自由に歌える場所は減っていた。ある日、スズ子と梅吉(柳葉敏郎さん)のもとに、六郎(黒崎煌代さん)が亡くなったという知らせが入る。
動揺し、歌をうまく歌えなくなってしまったスズ子。そんな状況を見た羽鳥善一(草なぎ剛さん)は、スズ子とりつ子の合同コンサートを開こうと提案する。
コンサートは、ブルースの女王・茨田りつ子とスウィングの女王・福来スズ子の共演が評判を呼び、客席は満員。梅吉もカメを連れて来場した。迎えたスズ子の出番。六郎を思うスズ子のために羽鳥が描き下ろした「大空の弟」を涙ながらに熱唱する。歌い終え、一度はステージ上で膝から崩れ落ちたスズ子だったが、羽鳥の一言で我に返ると、気力を振り絞って立ち上がり、「ラッパと娘」を力強く歌い踊り、喝采を浴びた。
コンサートの帰り道、伝蔵(坂田聡さん)のおでん屋台で、梅吉の姿を見つけるスズ子。二人は親子水入らずの時間を過ごし……と展開した。
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