山下智久:5年ぶり民放連ドラ主演で災害に立ち向かう気象研究官に フジ2024年4月期「ブルーモーメント」

「ブルーモーメント」で5年ぶり民放連ドラ主演を務める山下智久さん
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「ブルーモーメント」で5年ぶり民放連ドラ主演を務める山下智久さん

 俳優の山下智久さんが2024年4月スタートの連続ドラマ「ブルーモーメント」(フジテレビ系、水曜午後10時)で主演を務めることが明らかになった。山下さんが民放の連続ドラマで主演を務めるのは2019年4月期の「インハンド」(TBS系)以来5年ぶり。フジテレビのドラマではヒット作となった「コード・ブルー」以来7年ぶりとなる。

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 原作は、小沢かなさんが「COMIC BRIDGE」(KADOKAWA)で連載中の同名マンガ。甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使し最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘を描く。脚本は「イチケイのカラス」シリーズを手がけた浜田秀哉さん、音楽は、「コード・ブルー」シリーズや「海猿」シリーズを担当した佐藤直紀さんが務める。

 山下さんが演じるのはSDM本部のチーフで気象研究官を務める主人公・晴原柑九朗。端正な顔立ちと爽やかな笑顔がトレードマークで、報道番組のお天気コーナーにも出演しているが、SDM本部の1人として災害現場で奮闘するという別の顔を持ち合わせているという役どころ。

 リーダー格(チーフ)の晴原は気象学の天才で、人命がかかる緊迫した状況でも一手先を読む力を持ち合わせているが、毒舌のせいで、周囲からたびたび反感を買ってしまう。だが、晴原の人命救助に対する熱い志や真っすぐな姿勢は、やがて仲間の彼に対する見方を変え、共感を得た者たちと共に唯一無二の最強SDMチームを作り上げる。一方で、晴原が“気象学で命を救う”ことを志した理由となった最愛の人の死と、そこにまつわる謎が物語のポイントになるという。

 ◇山下智久さんのコメント

 --「コード・ブルー」以来、7年ぶりにフジテレビドラマで主演を務めることについて

 幼い頃から数々の作品に出させていただいたフジテレビさん、7年ぶりにまたこのような素晴らしい作品で主演をやらせていただけること、光栄に思っております。

 --そしてどういう巡り合わせか、今回も再び「命を救う」ドラマになりました。その点について

 実際、自分自身が人の命を救えるわけではないのですが、ドラマ「コード・ブルー」の時に番組を見て数年後にドクターになられた先生方にもお会いさせていただいたこともあります。感極まる経験をさせていただきました。このように、見ていただいた方々に間接的にでもプラスの影響を与えられるようなドラマにするべく、1センチ、1ミリ、1秒にこだわり、真摯(しんし)に向き合っていきたいです」

 --原作を読んでの感想をお聞かせください。

 身近に感じていた“天気”について知らなかったこと、また掘り下げていく細やかな描写などがとても興味深く、のめり込んで読ませていただきました。生きていくヒントになるような原作からいただくパワーをドラマでもしっかり皆様にお伝えできるよう全力を尽くしますので、ぜひ放送を楽しみにしていてください。

 ◇プロデュース 高田雄貴さん(フジテレビ ドラマ・映画制作部)

 本作は、気象災害に立ち向かう世界的にも珍しいドラマです。異常気象がもはや“異常”ではなくなり、地球上の全ての人にとって“自分ごと”になっている今だからこそ本作をやるべきだ、そう思い企画しました。

 原作は、小沢かな先生の同名タイトルマンガです。主人公が“卓越した数学脳で天気を解析する”画期的な原作のストーリーに、晴原のもとに仲間が集まっていくチームドラマという、もう一つの軸を加えることをご了承いただきました。

 そしてその主人公・晴原柑九朗を演じて頂くのは、山下智久さんです。実は原作を読んでいた時から“実写化するなら晴原は山下さん以外いないだろう”と思っていました。まず小沢先生が描く晴原と山下さんがとても似ているんです(笑い)。そして内面も、晴原は非常に芯が強いキャラクターなのですが、ストイックでそして何事にも真摯(しんし)に向き合われる山下さんにぴったりです。“命を救う”役が日本トップレベルにハマる俳優である山下さんが、今回は天才的な数学脳を使ってバシバシと人々を救っていく姿、ぜひご注目いただければ、と思います。

 さらに本作には、脚本・浜田秀哉さん、音楽・佐藤直紀さんという最高の制作陣に集まっていただけました。浜田さんが紡ぐ緻密で感動的な物語と壮大で美しい佐藤さんの音楽に包まれ、山下さん演じる晴原が仲間たちを集めてチームを作り、人命を救っていく様子は、必ず視聴者の皆さまの心に“快晴”をお届けできると確信しております。来春の水曜22時枠、ぜひご覧ください!

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