ブギウギ:東京に空襲が! それでもステージに立つスズ子 視聴者「感涙」「プロとしての責任感と誠実さが伝わってきた」

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第63回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第63回の一場面(C)NHK

 趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第63回が12月27日に放送された。巡業先で東京が大空襲にあったことを知ったスズ子(趣里さん)が、覚悟を決めてステージに立つ姿に、視聴者が注目した。

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 第63回では、トミ(小雪さん)の許しが出て、山下(近藤芳正さん)が楽団のマネジャーとして正式に加わることになった。スズ子は、日本各地を慰問で回り、東京に戻ると愛助(水上恒司さん)の看病を続けるという忙しい日々を過ごす。やがて、愛助も回復。2人はささやかながら幸せな生活を送っていた。

 しかし、京都に慰問公演に訪れたスズ子は、公演の直前に東京に大空襲があったことを知る。愛助のことが頭によぎり、放心状態になったスズ子を気遣い、山下は「今回の公演、延期にさせてください」と主催者に申し出る。だが、スズ子は「あかん! 歌わな」と制止する。スズ子は「お客さん、タダで返すわけにはいかへん。歌います」と覚悟を決め、公演を決行した。

 愛助のことが心配で、不安な気持ちを抱えながらも、スズ子は「それでも歌わな。ワテは福来スズ子やから」と自分に言い聞かせ、観客の前で「アイレ可愛や」を堂々と歌い上げた。

 大空襲の知らせを受けてもステージに立つことを選んだスズ子の姿に、SNSでは「『お客さんをタダで帰すわけにはいかん』って歌うスズ子はやはりプロだよ。羽鳥先生の教えが根付いてるよ」「スズ子のプロとしての責任感と誠実さが伝わってきた」「『歌わな、福来スズ子やから』で感涙」「お母ちゃん危篤の時、ステージに立ったエピソードがここにもつながって行くんやね」といった声が上がっていた。

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