良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
NHK大河ドラマ「光る君へ」で清少納言(ききょう)を演じることも話題のタレントのファーストサマーウイカさんが1月30日、滋賀県大津市で行われたスペシャルトークショーに登場。ファーストサマーウイカさんは「文学の世界の中で二大巨頭である紫式部と清少納言。その清少納言を自分が演じると聞いて、とても驚きました。彼女を演じる責任も感じましたが、『枕草子』を読んだり、歴史を学んだりするなかで、『分かるわ~』と共感できるところが多い女性だと気づき、そこが自分とリンクしたのだと思いながら演じています」と話した。
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またファーストサマーウイカさんは「(視聴者)皆さんがドラマの名シーンを絵に描いてくださっている『光る君絵』というハッシュタグのSNSの投稿を見つけまして、それがとてもすてきなんです」と明かし、投稿を見て新たな楽しみ方ができました。大河ドラマはこうしてみんなで一緒に作っていく部分もあるんだなと(自分が登場する前から)すでに興奮しています」と現在の心境を告白。
「今後、ドラマではかなりキャラクターの強い女性の方がまだまだ控えております。その人間模様も楽しみつつ、作品を支える美術や衣装など、細かなところまで何度でもかみしめることができる作品なので、放送を見ていただいて、録画でもNHKプラスでも、じっくりゆっくり見ていただけたらと思います。そして、ききょうもよろしくお願いします」とアピールした。
制作統括の内田ゆきチーフプロデューサーは「ファーストサマーウイカさんはお目にかかったときに、パッと明るくて自分を表現したいというパワーを感じました。それが分かりやすい形で表に出るのが、まひろ(紫式部、吉高由里子さん)とは違うききょうの特色なのかなと思っています」と話していて、「文学のみならず2人の生き方の違いもぜひ注目していただきたいです」とドラマファンに呼びかけた。
「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。
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