3月3日にスタートするスーパー戦隊シリーズの新作「爆上戦隊ブンブンジャー」(テレビ朝日系、日曜午前9時半)の制作発表会見が、2月18日にYouTubeなどで配信され、齋藤璃佑(りゅう)さんがブンブラック/阿久瀬錠を演じることが分かった。
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齋藤さんは2004年6月16日生まれの19歳。秋田県出身。身長180センチ。「第34回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」(2021年)のグランプリ受賞者で、モデル、俳優として活躍している。
演じる阿久瀬錠は正義に熱い新人の「警察屋」。普段は警察官として町をパトロールしている。生真面目な性格で、猪突(ちょとつ)猛進。戦闘では主に、ブンブンチェンジアックスのロッドモードを好んで使用する。
齋藤さんは錠について「町の人から愛される交番勤務の警察官。そして警察官でありながらブンブンジャーとしても活躍する二刀流のキャラクターです!」とアピール。少し緊張気味ながらも「小さい頃から憧れていたヒーローになれる喜びをかみしめながら、精いっぱい頑張っていこうと思います!」と意気込みを語った。
今作への出演が決まったことは親には報告していないと言い「この配信を見るのが初めてだと思います(笑い)」と明かし、周囲を驚かせる一幕も。「サプライズというか、親からは『仕事どうなんだ』と連絡がくるのですが、(反応が)楽しみです」とにっこり。「19年間育ててくれて、ありがとうございます!」と画面越しにメッセージも送った。
タイトルに掛けて「爆上がる瞬間」を聞かれるコーナーでは、「以前、迷子の女の子が目の前にいたときに、勇気が出なくて、助けられなくて……。(近くの)女子高生の方が女の子を抱えて、(助けて)去っていく姿を見たとき、『負けた!』と非常に悔しい思いをした経験がありました。それから町の人たちに目を向けて“人助け”が目標になりまして。最近はハンカチやSuicaを拾ったり、赤ちゃんが落とした靴をお母さんに届けたり……。そんな自分の成長を感じたときに爆上がり”ます」と“聖人”のようなエピソードを披露。司会者から「19歳とのことですが、人生50周ぐらいしていらっしゃるのかな。素晴らしい人間性、びっくりしました……」と驚かれていた。
「爆上戦隊ブンブンジャー」は、子供にも人気の車をモチーフにした、スーパー戦隊シリーズ第48作。レーシングスーツに身を包んだヒーローが、自ら作り上げたスーパーマシンで、さまざまな星を襲う宇宙のならず者「ハシリヤン」と戦う。脚本は、「ポケットモンスター」シリーズや「イナズマイレブン」シリーズなどを手掛けてきた“ホビーアニメの大家”冨岡淳広さん。
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