薬屋のひとりごと:テレビアニメ第2期制作 2025年放送 悠木碧、大塚剛央のコメントも

「薬屋のひとりごと」のテレビアニメ第2期のティザービジュアル(c)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
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「薬屋のひとりごと」のテレビアニメ第2期のティザービジュアル(c)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

 小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれた日向夏さんのライトノベルが原作のテレビアニメ「薬屋のひとりごと」の第2期が制作され、2025年に放送されることが分かった。雪が舞い、光が差し込む中、猫猫と壬氏が描かれたティザービジュアルが公開された。猫猫の胸元には、壬氏から渡されたかんざしが描かれている。玉葉妃の妊娠から始まる後宮内の勢力図の変化、重鎮・子昌の娘・楼蘭妃の入内、壬氏の命が狙われた事件、事件の首謀者と思われる翠苓の失踪など第1期で残された謎が次々と映し出されるティザーPVもYouTubeで公開された。

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 原作者の日向さんは「テレビアニメ第2期! 大変ありがたい限りです。作者としてはうれしいと共に、自分だけではできなかったということもあり、感謝するしかないです。薬屋は元々小説4巻できれいに終わりという気持ちで書いていたので、3巻以降のエピソードがアニメ化するとなれば、手を合わせるしかありません。1期を見ていた時に視聴者の皆さんが覚えたであろう違和感が、第2期でおそらく解消されるかと思います。 皆さま、これからも『薬屋のひとりごと』をよろしくお願いいたします」とコメント。

 猫猫役の悠木碧さんは「やっと言えるー!!! テレビアニメ『薬屋のひとりごと』第2期制作決定です!やったーー!! 猫猫を演じる身としても、一ファンとしても、とてもうれしいです! 原作には魅力的なシーンがまだまだありますし、そこをアニメ映像で見たいという人も多いのではないでしょうか? 私見たい! 演じたい! そんなシーンがいっぱいです! きっとすてきな作品になるはずなので、楽しみに待っていただければ幸いです!」と喜んでいる。

 壬氏役の大塚剛央さんは「テレビアニメ『薬屋のひとりごと』第2期制作決定おめでとうございます! 第1期2クールのアフレコを終え、放送も着々と最終話に近づいていく中、『続きをやるらしいぞ!』と知らせを聞いた時はとてもうれしかったです。皆様、いつも多大なる応援を本当にありがとうございます! 第2期ではあんな話やこんな話、あの登場人物たちはどう描かれるのか、今から楽しみでなりません。第1期で培ってきたものを大切に、引き続き壬氏を精いっぱい演じさせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします! 第2期をお楽しみに!」と話している。

 キャラクター原案のしのとうこさんが、第2期の制作決定を記念して描き下ろしたイラストも公開された。

 「薬屋のひとりごと」は、ライトノベルがヒーロー文庫(イマジカインフォス)から刊行されており、コミカライズも人気を集めている。アニメは「魔法使いの嫁」などの長沼範裕さんが監督を務め、TOHO animation STUDIOとOLMがタッグを組んで制作する。

 舞台は、とある大陸の華やかな後宮で、毒見役の少女・猫猫が、美形の宦官・壬氏と共に陰謀やウワサのひしめく後宮で起きる事件に巻き込まれていくことになる。テレビアニメ第1期が日本テレビ系で2023年10月に放送をスタートし、3月23日深夜に第1期の最終回となる第24話「壬氏と猫猫」が放送された。

 原作のシリーズ累計発行部数は3300万部以上。テレビアニメ放送開始前の2023年9月末時点の累計発行部数は約2400万部で、放送開始から約1カ月で2700万部を突破。放送開始から約5カ月で約900万部増となるなど人気を集めている。

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