海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第124回が3月27日に放送され、スズ子(趣里さん)が口にしたある言葉に、視聴者が注目した。
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第124回では、スズ子の歌手引退報告会見の様子が描かれた。スター歌手の突然の引退宣言は世間から注目され、会見場には多くの記者が集まった。スズ子は「自分が一番輝いていた時をそのまま残したい。自分自身の手で汚したくないという思いがあります。お客さんに喜んでもらえて、自分自身も満足できる福来スズ子でいることがもう難しくなってきたいうのが一番の理由ですわ」と引退を決意するに至った理由を明かした。
会見を終え、自宅に戻ったスズ子は、娘の愛子(このかちゃん)、家政婦の大野(木野花さん)、マネジャーのタケシ(三浦りょう太さん)、家事手伝いの小田島(水澤紳吾さん)、その息子の一(井上一輝君)に温かく迎えられ、食卓を囲む。
スズ子は、愛子以外、血のつながりがない面々に囲まれていることが「不思議な気分や」と話し、「なんでワテの大事な日に一緒におるんがあんたらやねんって思うのに、あんたら以外は考えられへん」と涙を浮かべた。続けて、「皆さんはワテの宝物です。家族。血のつながりなんか関係ないねん。皆さん、ワテと出会うてくださって、ホンマにありがとうございます」と感謝を伝えた。
血のつながりがない父・梅吉(柳葉敏郎さん)と母・ツヤ(水川あさみさん)に育てられたスズ子。両親が営んでいた銭湯「はな湯」には、ツヤのポリシーだった「義理と人情」に救われた、訳アリの従業員や常連客が集い、まるで家族のようにスズ子の成長を見守っていた。
そんなスズ子が口にした「血のつながりなんか関係ない」という言葉に、SNSでは「涙が止まらない」「壮大な伏線回収」「はな湯のあの番台前の土間が、スズ子の『家族』の原点なんだな」「血のつながりに悩んだスズちゃんが『つながってなくても家族』にたどり着いたことが感慨深い」「『血のつながり』がここにきて回収されるのか。すごい脚本だな」といった声が上がった。
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