注目ドラマ紹介:「燕は戻ってこない」 石橋静河×稲垣吾郎×内田有紀 代理出産巡る女と男の欲望描く

「ドラマ10『燕は戻ってこない』」第1回の場面カット (C)NHK
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「ドラマ10『燕は戻ってこない』」第1回の場面カット (C)NHK

 俳優の石橋静河さんが主演を務めるNHKの連続ドラマ「燕は戻ってこない」が、同局の「ドラマ10」枠(総合、火曜午後10時)で4月30日にスタートする。共演は稲垣吾郎さん、内田有紀さんらで、代理出産を巡る女と男の欲望のドラマだ。

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 原作は、「命は誰のものか」をテーマにし、第57回吉川英治文学賞と第64回毎日芸術賞をダブル受賞した桐野夏生さんの同名小説(集英社)。2023年度前期の連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」の長田育恵さんが脚色する。

 石橋さんが金も夢もない29歳の派遣社員・大石理紀(リキ)、稲垣さんが元トップバレエダンサーの草桶基、内田さんが基の妻・悠子を演じ、森崎ウィンさん、伊藤万理華さん、朴ロ美さん、富田靖子さん、戸次重幸さん、黒木瞳さんも出演する。

 第1回では、派遣社員として暮らすリキは悩んでいる。職場の同僚・テル(伊藤さん)から「卵子提供」をして金を稼ごうと誘われたのだ。

 アメリカの生殖医療エージェント「プランテ」日本支社で面談を受けるリキ。そこで持ち掛けられたのは「卵子提供」ではなく「代理出産」だった。元バレエダンサーの基とその妻・悠子が、高額の謝礼と引き換えに二人の子を産んでくれる「代理母」を探していて……。

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