綾小路きみまろ:「売れなくちゃダメなんだと励ましてくれた」 売れる前のビートたけしとの出会い明かす 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した綾小路きみまろさん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した綾小路きみまろさん=テレビ朝日提供

 漫談家の綾小路きみまろさん(73)が、5月6日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。中高年向け漫談が人気の綾小路さんが、ブレーク前の裏話を語った。

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 現在は年60本ほどの公演を行っている綾小路さん。「お客様がですね、30代、40代、50代のお客様が前の方にいらして。これはまだまだ頑張れるなとエネルギーをいただいています」と感謝。「私も52歳でブレークしたので、あれから20年たった。お客様も年をとるわけですからそういう意味ではとってもありがたいな」と続けた。

 キャバレーの司会や、歌手の森進一さんのショーの専属司会などを経て漫談家になった。そんな中で、ビートたけしさんとの出会いがあった。

 「たけしさんもまだブレークしていない頃に(出会って)。すごい真っすぐな方でね、売れなくちゃダメなんだ、テレビ出なくちゃダメなんだ、一緒に頑張ろう、と言って、すごい励ましてくれた。それから漫才ブームが来まして、『ツービート』は大スターになっていきました。私はピン芸だったので、取り残されて20年ぐらい低迷していましたね」

 その後、ブレークを果たした綾小路さんと、たけしさんが番組で対談することに。「(たけしさんが)頑張ってきたんだ、よかったね、売れると思っていたよ、みたいな話をしてくださって、すごくうれしかったです。戦友と出会ったみたいな、そんな気持ちでした」と話した。

 そんな綾小路さんは、70歳で引退を考えていたという。3年ほど前に、徹子さんから「ダメですよ。まだおできになりますよ」と言われことがきっかけとなって奮起。「あれがすっごいいい薬でしたね。もう本当に頑張ろうと思ってね。80歳ぐらいまでは頑張ろうかなと思っております」と話した。徹子さんは、「90(歳)も大丈夫ですよ!」とエールを送っていた。

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