海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第35回が、5月17日に放送され、寅子(伊藤さん)と結婚した優三(仲野太賀さん)が、本当の気持ちを明かす姿が描かれた。
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前日第34回で、社会的地位を得るため結婚しようと見合い相手を探す寅子の前に現れ、緊張からくる腹痛と格闘しながら、寅子に“プロポーズ”していた優三。
このときは、寅子の「つまり、優三さんも社会的地位がほしいと?」との問いに、「はい、そうです! 独り身への風当たりの強さは男女ともに同じですから」と答えていたが、第35回では、結婚後に初めて迎えた夜、ふとんを並べて緊張する寅子にこう伝える。「僕はずっと好きだったんだけどね、トラちゃんが」と──。
「そう」とだけ返して、一度は眠りにつこうとするが、優三の言葉が気になって、それどころではなくなる寅子。そんな寅子に揺り起こされた優三は「話すつもりはなかったんだけど、つい口から出てしまって」と“言い訳”しつつ、「僕はね、自分が高等試験に合格できなかった時点でトラちゃんへの思いを告げることはないだろうと思ってたんだ。でも、お父さんから話を聞いて、誰でもいいなら当たって砕けろって……!」と本当の気持ちを伝えた理由を説明。その上で「だから、ご心配なく。トラちゃんに見返りを求めたりしないし、今まで通り、書生の優三さんとして接してくれて構わないから」と優しさを見せた。
続けて「じゃあ、今度こそ、おやすみなさい」と言って一瞬で眠りにつく優三の横で、寅子はどこか満ち足りた表情となり……と展開した。
SNSでは「優三さん、寅ちゃんのことずっと好きだったって、うん、知ってたし」「優三さん、よかった。寅子以外みんな知ってたよ~」「寅子やっぱり気付いてなかったね、全視聴者は知ってたよ笑」といった声が次々と上がっていた。
「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインの寅子とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。
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