終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第51回が、6月10日に放送され、よね(土居志央梨さん)と轟(戸塚純貴さん)が再会を果たした。
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第51回では、花岡(岩田剛典さん)が、違法である闇市の食べものを一切拒否して栄養失調で亡くなったと聞き、寅子(伊藤さん)が衝撃を受ける。花岡の死は法曹界のみならず、世間にも大きな衝撃を与えた。気落ちする寅子に桂場(松山ケンイチさん)は「我々にできることは泣くことではない」と声をかける。
同じ頃、戦地から戻ったばかりの轟も絶望していた。轟は再会したよねに苦しい胸の内を打ち明けて……と展開した。
よねが花岡の死について触れると、轟は「仕方あるまい。それがあいつの選んだ道ならば」と上を見上げる。よねが「死んだ相手に強がって何になる。ほれてたんだろ、花岡に。花岡と最後に会った時、そう思った」と告げると、轟は「何をバカなことを言ってんだ!」と動揺する。
よねは「バカなことじゃないだろ。ほれたはれたはカフェで死ぬほど見てきたからな。別に、白黒つけさせたいわけでも、白状させたいわけでもない。腹が立ったなら謝る。ただ……私の前では強がる意味がない、そう言いたかっただけだ」と伝えた。
轟は「俺にもよく分からない。でも、あいつがいなかったら、俺は弁護士を目指していなかった。花岡が帝大を諦めて、明律大で共に学べると知った時はうれしかった。あの戦争のさなか、あいつが判事になって兵隊に取られずに済むと思うとうれしかった。あいつのいる日本へ生きて帰りたいと思えた……」と、涙ながらに打ち明けたのだった。
SNSでは「轟の花岡さんに対する気持ちに名前を付けなくていいし、型にもはめなくていい、大好きやったことに変わりはない」「恋よりより愛に近い気持ちだったのかもなぁ」「分からないままでいいんだよね。ただ大事な存在だった。そういうものなんだよね」と驚きの声が上がっていた。
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