小野大輔:古代進役12年 「宇宙戦艦ヤマト」は“人生” 「今は不安より希望が大きい」

「ヤマトよ永遠に REBEL3199」の第1章「黒の侵略」の完成披露舞台あいさつに登場した(左から)中村繪里子さん、赤羽根健治さん、桑島法子さん、小野大輔さん、ヤマトナオミチ監督、福井晴敏総監督
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「ヤマトよ永遠に REBEL3199」の第1章「黒の侵略」の完成披露舞台あいさつに登場した(左から)中村繪里子さん、赤羽根健治さん、桑島法子さん、小野大輔さん、ヤマトナオミチ監督、福井晴敏総監督

 人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」のリメークシリーズの最新作「ヤマトよ永遠に REBEL3199」の第1章「黒の侵略」の完成披露舞台あいさつが6月12日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催され、古代進役の声優の小野大輔さんが登場した。2012年にスタートした「宇宙戦艦ヤマト2199」から約12年にわたって古代進を演じている小野さんは「ヤマトは人生なのかなと思っています。12年でいろいろな経験をしてきました。みんなで総力戦、みんなで背負ってやってきました」と思いを明かし、新作について「今は不安より希望が大きい。この旅が必ず素晴らしいものになると確信しています」と自信を見せた。

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 小野さんは「『2199』の時、イベントに登壇することも多く、その時は緊張と不安でいっぱいでした。この旅は、無事に目的地にたどりつくことができるのか? 役者としてやり遂げることができるのか?と不安が大きかったんです。12年でどんどん仲間が増え、今だったら一人じゃない!と思える。みんながいれば大丈夫!と希望に満ちあふれています。今は不安より希望が大きい」と語った。

 舞台あいさつには、森雪役の桑島法子さん、南部康雄役の赤羽根健治さん、桐生美影役の中村繪里子さん、総監督の福井晴敏さん、ヤマトナオミチ監督も登壇した。

 「ヤマトよ永遠に REBEL3199」は、福井さんが総監督を務め、シリーズ構成、脚本も担当する。福井さんは、リメークシリーズの「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」でシリーズ構成、脚本を担当しており、最新作では総監督も務めることになった。全7章で、第1章「黒の侵略」が7月19日から上映される。

 「宇宙戦艦ヤマト」は1974年にテレビアニメ第1作が放送され、「宇宙戦艦ヤマト2」「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」なども制作されてきた。第1作をリメークした「宇宙戦艦ヤマト2199」が2012~14年、「2199」の続編「2202」が2017~19年に劇場上映、テレビ放送された。全2章の「2205」が2021、22年に劇場上映された。

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