終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第59回が、6月20日に放送された。前日第58回のラストシーンで倒れた、はる(石田ゆり子さん)のその後が描かれた。
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第59回では、道男(和田庵さん)を泊めると言い出したのは自分だと責任を感じているはるが、倒れてしまう。医師からは、脈が弱く夜を越せるかどうか分からないと告げられる。
寅子は、はるの最後の願いで道男を探しに行く。上野のよね(土居志央梨さん)と轟(戸塚純貴さん)を訪ねると、道男の姿があり、寅子は必死に説得してはるのもとへと連れて帰った。
はるは重い体を起こし、「これでいい。あなたにしてあげたかったこと……。よくここまで一人で生きてきたね」と道男を抱きしめる。そして「全てを突っぱねちゃダメ」と最後の言葉を送った。
その後、家族写真を抱きかかえたはるは、「これでいい。これで」と安心そうな顔を見せる。しかし、寅子は「やだっ! 死んじゃやだっ! いなくならないで!」とだだをこねる。
はるは「母さんはね、何にも悔いはないの。いろんなことがあった人生だったけど、悔いは何一つない。先のことはよろしくね」と言い、寅子は最後まで「やだー!」と泣き叫んでいた。
そして、ナレーションが「その日の夜更け、はるは息を引き取りました」と伝え、この日の放送が終了した。
SNSでは「朝から大泣き……」「立派な最期。さすがはるさん」「はるさんが亡くなってしまうなんて、心の準備出来ていなかった」「直言さんの時とは正反対のはるさんの最期」「『悔いはない』と言ったはるさん。一生分の懺悔(ざんげ)をし始めた直言さん。この2人の対比が面白い」「直言のお笑いナレ死とは違い、感動的な結末のはるさんのナレ死」といった感想が書き込まれていた。
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